前作より約5年ぶりとなるオリジナル・アルバムは、彼の原点とも言えるアコースティック・サウンドを満載。「青葉城恋唄」、最新曲「CALENDAR」などを収録したハートウォーミングな1枚。
30年以上前に土居まさるが歌い、話題になった懐かしの名曲が、さとう宗幸・庄子眞理子のデュエットにより待望のシングル化。カップリングも地元東北もの、森繁久彌作詞の未発表曲など話題多し。
さとう宗幸の歌からは、友愛や情愛といった言葉が浮かび上がってくる。実は根無し草の都会の人が、首まで土に埋もれながら暮らしている農家の人々をうらやんでいる、という構造が背後にある。民主党のスローガンのようだが、彼が歌うからサマになる。