制作・出演 : アリス=紗良・オット
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番・第21番≪ワルトシュタイン≫ アンダンテ・ファヴァリ:ヘ長調≪失われた小銭への怒り≫ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番・第21番≪ワルトシュタイン≫ アンダンテ・ファヴァリ:ヘ長調≪失われた小銭への怒り≫
ベートーヴェンのハ長調のソナタ2曲を核とし、それと関連のある小品、そして日本だけのボーナス・トラックを収録したもの。演奏の最大の特徴は、何といってもどこにもわざとらしさがないこと。それゆえの物足りなさもあるが、あくまで自然。そこがいい。
ショパン・ベスト101〜WE LOVE CHOPIN!ショパン・ベスト101〜WE LOVE CHOPIN!
ショパン生誕200年記念企画。ショパンの残した全ジャンルから一通り網羅している。全101曲、協奏曲と三重奏曲、ソナタ以外は1曲全部を収録。新旧17名のピアニストを揃えたショパン丸ごとBOXである。
ショパン・カンタービレショパン・カンタービレ
ショパン・コンクールの覇者や話題の若手ピアニストから大ベテランまでの、独グラモフォンが擁するピアニストたちによるショパン・アルバム。とりわけロマンティックなメロディの曲を集めている。
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
これら2作から想起される豪壮華麗や圧巻白熱といった直情的イメージとは間合いを置き、発止と魅せる部分はそれはそれ、細部の響きに冷静に耳を働かせて背後に漂うリリシズムを掬い取って清新。独奏部分など協奏曲であることを忘れるほどシンと引き寄せられる。
ショパン:ワルツ集ショパン:ワルツ集
アリス=紗良・オット待望の第2弾。2008年のデビュー盤『超絶技巧練習曲』とは真逆で、しなやかで優美な表現が満面にあふれる。洒落たルバートによる歌わせ方と華やかな技巧が一体化したエレガントなショパン。夢見るようなロマンティシズムが新たなワルツ演奏を創造する。