制作・出演 : エリカ・バドゥ
ニュー・アメリカ パート・ツーニュー・アメリカ パート・ツー
規格外であることが規格。そんな現代R&B女性シンガーの規範を作ったとも言いたくなる女傑歌手の5作目で、ジェイムズ・ポイザーからマッドリブまでが関与。前作から一転、隙間を活かした簡素なサウンドの上に一筆書き的な歌をのせる。が、そうでありつつ、訴求力は山ほど。
ニュー・アメリカ パート・ワンニュー・アメリカ パート・ワン
ジャケットからして、P・ファンクへの傾倒は明らかな4作目。細かいモチーフをつないだ構成には、ブラック・ムービーを意識した趣向ものぞく。コンシャスな黒人女性アーティストの名に恥じない意欲作だが、凝り過ぎのあまり部外者にはわかりづらいきらいも。
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