制作・出演 : オリヴィエ・ボーモン
恋の夜鳴きうぐいす〜クープラン:クラヴサン名曲集恋の夜鳴きうぐいす〜クープラン:クラヴサン名曲集
90年代にボーモンが完成させて高い評価を得たCD10枚からなる全集のダイジェスト盤ともいえる一枚。ライバルのルセが同時期にリリースしたものとは対照的なほどにダイナミックで躍動感のある演奏。近接ぎみのマイクセッティングも特徴をよく捉えている。
バッハ:イタリア協奏曲バッハ:イタリア協奏曲
生涯ドイツを出ることがなかったバッハが絢爛なイタリア音楽文化(&ヴィヴァルディ作品)との交流のなかで紡ぎだした作品の数々。ヴァイオリン協奏曲をチェンバロ独奏曲に置き換えたこれらの作品に続けて「イタリア協奏曲」を聴くとまさに目からウロコ。
ロシアのチェンバロ音楽ロシアのチェンバロ音楽
18世紀末ロシアの“不当に葬り去られていたチェンバロ作品”(ボーモン)を、同時代製ブロードウッド製の楽器によって録音したディスク。バロックにも現代チェンバロにも聴かれない不思議な音楽体験は、当時のロシア宮廷の欧州での位置も彷彿とさせる。★
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