制作・出演 : ジョン・エリオット・ガーディナー
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
ワーナー・クラシックスが保有する一流アーティストによるクラシックの演奏をパッケージしたシリーズの一枚。その時の気分にあわせて、気軽にクラシックに触れることができる“ユルさ”がポイントだ。
「水上の音楽」はガーディナー2度目、「王宮の花火の音楽」は現在唯一の録音だ。いずれもピリオド楽器による演奏で、「水上」での曲の配置も含めて、極めてオーセンティックな演奏を聴かせている。愉悦に満ちたヘンデルだ。
90年代半ばから大きな変貌を遂げたムローヴァが、ガーディナー率いる古楽オーケストラと共演した話題盤。古楽奏法を取り入れて新鮮なベートーヴェンとメンデルスゾーンを聴かせた、ムローヴァ渾身の一枚だ。
フォーレのレクイエムをメインに、ロマン派以降のフランスの声楽曲を集めたアルバム。レクイエムではオリジナル版(第2版)を使用し、ピリオド楽器オーケストラで、一段と澄明感のある響きを作り出している。
ピリオド楽器オーケストラをバックにした「メサイア」から、19曲を収録したハイライト盤。互いに深い結びつきを持つ指揮者と合唱団とオーケストラだけに、緊密で素晴らしいアンサンブルを繰り広げている。
ガーディナーによる待望のモーツァルト「レクイエム」として好評を得た、またピリオド楽器による演奏のひとつの規範ともなった録音だ。明快さと荘厳さを併せもつ演奏で、いまだにその価値は減じていない。
レントラーで書かれた愛らしい「愛の歌」を中心に、ブラームスの重唱曲や合唱曲を集めたアルバム。ルネサンス音楽に魅了されて書いたというブラームスの声楽曲の本質を、卓越した歌唱で明らかにしている。
“歌うように”という演奏記号のカンタービレをテーマに、ことのほか美しいメロディの楽曲を集めたアルバム。モーツァルトやベートーヴェンらの名曲を、一流の演奏家が情感たっぷりに歌い上げている。
バッハの音楽による音楽療法CD。バロック音楽は“f分の1揺らぎ”を持った音楽で、α波を出しやすいと言われている。音楽療法ではモーツァルトが有名だが、バッハでは神経疾患への効果が期待できるそうだ。
ガーディナーは、シャブリエの歌劇「エトワール」の上演を手がけていて、唐突にシャブリエを録音したわけではない。あえてウィーン・フィルと組んだのにも、シャブリエの響きを引き出すのに最適だと考えたからだ。