ヨーロッパ志向を一段と強くしたルイスが、オーネットやドルフィー等と、ジャズの概念を深く掘り下げた“問題作”。だが、表題の言うほどの難解さは少なく、ルイスの創造意欲がひしひしと迫る。「コンテンポラリー・ミュージック」という記述が印象的。