制作・出演 : ステファノ・ボラーニ・トリオ
黒と褐色の幻想黒と褐色の幻想
2002年1に発売されると同時に、絶大な人気を集めた日本デビュー盤『ヴォラーレ』に続く2ndアルバム。今作では彼に影響を与えたアメリカのスタンダードを中心にセレクト。エレガントな気品が漂う名演が満載。
けれど恋はけれど恋は
1972年生まれのボラーニは、伊ジャズ界を代表する期待の若手ピアニスト。ヴィーナスからの通算4枚目にあたる本作は、第1弾『ヴォラーレ』の続編というべき、祖国のクラシック&ポピュラーの名曲集。さらにチェット・ベイカー風の渋いヴォーカルも、全編で披露している。
愛の語らい愛の語らい
イタリア人トリオによるアントニオ・カルロス・ジョビン曲集。といっても「イパネマの娘」も「デサフィナード」もやってなくて、選曲は渋めというか相当マニアック。ボサ・ノヴァ名曲集というより、ジョビンの曲を素材にしたジャジィなピアノ・トリオといった感じ。
黒と褐色の幻想黒と褐色の幻想
ボラーニは伊ジャズ界で注目を集めるピアノの新星。国内第2弾となる本作はアメリカン・ソングブックというべきスタンダード集。エリントン&ストレイホーン、ポーターらの名曲に、斬新な視点でフレッシュな解釈を試みる。今後の活躍にも注目したい。