制作・出演 : スーパー・ソウル・ソニックス
10ヵ月ぶりとなる、ソニックスのニュー・シングル。ライヴではすでに披露され、人気を集めている楽曲だ。プロデュースはラルク・アン・シエルなどでおなじみの岡野ハジメが担当。
オリジナリティあふれるサウンドが魅力のサード・アルバム。ビーチ・ボーイズ、エリオット・スミスなどさまざまなジャンルの音楽を取り込み、大きな進化を遂げた彼らの音楽性が堪能できる作品だ。
リリースごとに評価が上がっている彼らのサード・アルバムからの先行シングル。ポップで分かりやすいメロディに、ギターが激しく絡むサウンドが魅力的な作品だ。
エル・マロの曾田茂一プロデュースとセルフ・プロデュースを混在させたセカンド・アルバム。ブレイクビーツを取り入れながらも、基本的にはザラザラした純ロック・アルバムである。メロディに透明感を感じるところも大きな武器だろう。
今回も共同プロデュースにエル・マロの曾田茂一が参加しており、彼から受ける刺激とふたりの欲求がぶつかったせいだろう、前作以来加速度的にアヴァンギャルドなR&Rバンドと化していってるソニックス。マキシではライヴで今映えそうな曲が3曲並んだ。
ガツンと吐きそうなまでにハードコアな(12)と、優しく美しいメロディを聴かせる(3)と、どれがホントなの? と錯乱せんばかり。“音楽にルールはない”と言い放つ武闘派な彼らの底力は、こんな程度のものじゃ済まされないのかも。
昨年デビューした札幌出身男子二人組、エル・マロの會田氏プロデュースのマキシ。70年代ロック好きなのか、そんな煙たさもずいぶん匂うヘヴィなサウンド。淡々と語り、高まっていくミディアム(1)、ミスチルばりのわかりやすいメロディと素直な歌がいい。
札幌出身の20代後半デュオ、SUPER SOUL SONICSのデビュー・アルバム。ミスチルとかいろんな先達の影が見え隠れする今時のボーイズ・ロックだ。ボーイズと呼ぶには二人ともオトナの歳だが、何か印象が幼いのだ。頑張れ男の子! って感じ。