制作・出演 : ダグ・マクドナルド
イッツ・ア・ブルー・ワールドイッツ・ア・ブルー・ワールド
米国西海岸で活躍するダグのアルバム。フルアコのノーマル・トーンで醸すサウンドは正統派のジャズ・ギター・スタイルで、「イッツ・ア・ブルー・ワールド」冒頭や「マイ・アイデアル」などで聴かせるソロ・ギターの端正な味わいはファンには堪えられないだろう。コード・ワークもアドリブも完成度の高い、本格ギター・トリオ作品。
アイヴ・ガット・ザ・マイナー・ブルースアイヴ・ガット・ザ・マイナー・ブルース
LAで活躍するギタリスト、ダグ・マクドナルドが彼の地元ハワイのプレイヤーと共演した81年の作品。オリジナル6曲含めて、いずれも親しみやすいメロディでノリも良い。特筆すべきは「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス」か。ビル・エヴァンスのレパートリーとしても有名だが、ここでの彼の美しいプレイも強く心に残るものがある。
ニューヨーク・セッション フューチャリング・ハンク・ジョーンズニューヨーク・セッション フューチャリング・ハンク・ジョーンズ
西海岸の正統派ジャズ・ギタリスト、ダグ・マクドナルドの貴重な初リーダー作。79年の自主制作盤だが、ハンク・ジョーンズが参加しており、探していたコレクターが多かったそうだ。そのハンクの好演が聴ける。ダグのギターは当時新人ながら熟練のようなうまさがある。
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