制作・出演 : チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ブルックナー:交響曲第9番ブルックナー:交響曲第9番
チェコ・フィルと新たにその音楽監督に就任したアルブレヒトによるブルックナー。いきなり第9番というのも自信に満ちた選曲だが、深い思索のあとがうかがえるこの演奏を聴く限り、我々の期待は大いに満たされている。ただしオケ自体の向上がぜひとも必要。
マーラー:交響曲第2番「復活」マーラー:交響曲第2番「復活」
とても速いテンポの「復活」(特に第1,2楽章)。表現は、穏健で、見得をきることも避けられている。マーラー・ファンには、少し物足りないかもしれない。ただし、チェコ・フィルの音色が美しく、マーラーにふさわしい響きをつくり出している。