制作・出演 : ドヴォルザーク
最高の音で楽しむために!
制作・出演
FoskolosPeter / NagyBela / NovakZita / RajkaImola / RomanovszkajaLjudmila / ドヴォルザーク / ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団 / 西本智実発売元
キングレコード株式会社久々のアルバム。しかも今回はブダペスト・フィルとの共演。「新世界」をぶつけてくるあたり、なかなかの策士である。とはいえスラヴ臭さはない。各声部、各楽器が、まことに味のあるうたいまわしをする。西本の気概と成熟した音楽性が堪能できる一点である。
鍵盤のプリンス、マキシムのベスト・アルバム。インターネットを通してファンの人気曲を募り選曲された楽曲を中心に、CD未発表曲だった「レクイエム(モーツァルト)」なども収録。彼のピアニストとしての魅力がたっぷりと詰め込まれている。
ドヴォルザークはDGでの最初のステレオ録音、ベートーヴェンは2度目の全集のときのもの。ともにカラヤン50代半ばの壮年期の演奏だ。覇気に満ちたダイナミックで爽快な演奏が繰り広げられている。
このチェロ協奏曲は、協奏曲の最後のスタジオ録音となったもの。ライヴのようにスリリングで情熱的な演奏が素晴らしく、感興のおもむくままの体裁ながら、確かな造形をかたどっている。そこが天才のなせる技か。
アルバン・ベルクSQの名演2曲をカップリングしたアルバム。緊密なアンサンブルと即興的な掛け合いが豊かな“歌”を生み出し、それぞれの民族性を踏まえた上で普遍性を獲得している。特にスメタナが秀逸だ。
第8番は「新世界」に次いで人気のあるドヴォルザークの交響曲で、全体のまとまりも素晴らしく、民族音楽の使い方が日本人の心の琴線に触れる。特に第3楽章は、ドヴォルザークが書いた最も美しい音楽とされている。
ドヴォルザークのというより、クラシック音楽中屈指の人気曲のひとつが、この第9番。アメリカの民俗音楽を使いつつ、故郷ボヘミアへの思いを込めた作品で、その哀愁に満ちた旋律が印象的だ。
発売元
日本コロムビア株式会社モノラル録音ながらも名盤として愛され続けてきたアルバム。ロストロポーヴィチはまだ25歳ながら、すでに巨匠の風格を持ち、伸びやかでスケールの大きい演奏だ。ターリヒ指揮チェコ・フィルもドヴォルザーク演奏には欠かせない存在だった。長く伝えたいアルバムだ。
カラヤン晩年の録音で、この2曲の最後の録音となった。ドヴォルザークの民族主義的なロマンティシズムは希薄だが、シンフォニックな美しさは抜群だ。ウィーン・フィルの美質を十二分に引き出している。