制作・出演 : ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
チャイコフスキーのピアノ協奏曲全集から第1番と第3番をカップリングした作品。“鋼鉄のピアニズム”といわれて一世を風靡し、硬軟併せ持つ美しいピアノを聴かせた、ギレリスの素晴らしい名演のひとつだ。
制作・出演
BBC合唱団 / J.S.バッハ / アグネス・ギーベル / オットー・クレンペラー / ジャネット・ベイカー / ニコライ・ゲッダ / ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 / フランツ・クラス / ヘルマン・プライクレンペラーの代表的な録音のひとつ。今では聴くことができない、大編成オーケストラと合唱団によるスケールの大きなバッハの世界が繰り広げられている。バッハの世界の偉大さが、眼前に迫ってくるようだ。
最近のすっきりとした軽量なハイドンではなく、重厚長大な堂々としたハイドンを響かせる録音。とはいえ、クレンペラーのバランス感覚と造形美は、細部にまで行きわたり、重厚だが重くなり過ぎていない。
ゆったりとしたテンポで、比類ない造形力とスケール感を創出した、クレンペラーのシューマン交響曲全集のうちの1枚。深遠ともいえる響きと、瑞々しいロマンティシズムでシューマンの本質に迫っている。
クレンペラーのシューマン交響曲全集のうちの1枚。遅いテンポで、1音ずつがっちりと積み上げられたシューマン。見事な均整美の上に、広大でダイナミックな世界が繰り広げられたクレンペラーならではの演奏だ。
発売元
ユニバーサルミュージック人気シリーズ『ブラバン・クラシック』の第2弾。バンドのためのオペラ・アリア集から吹奏楽で人気のオペラ・アリアまでが、EMIクラシックならではの一流アーティストによる名演で収められている。
制作・出演
エリザベート・ゼーダーシュトレーム / オットー・クレンペラー / ニュー・フィルハーモニア合唱団 / ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 / マルガ・ヘフゲン / マルッティ・タルヴェラ / ワルデマール・クメント / ヴィルヘルム・ピッツ両曲とも、デュ・プレが遺した貴重な名演。特にシューマンは、美しい陰影をたたえた極上の演奏となっている。録音当時、バレンボイムとの新婚生活にあったデュ・プレの、心身ともに充実した至芸が堪能できる。
フィルハーモニア管とのライヴ盤が発表された後も、本作の価値はいささかも揺らぐことはない。クレンペラーのというよりこの曲の最上の一枚で、まさに荘厳というべき演奏が堪能できる。
制作・出演
エドワード・ダウンズ / ニコライ・ゲッダ / ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 / フランコ・フェラリス / フランチェスコ・モリナーリ=プラデルリ / ベルリーニ / ミレルラ・フレーニ / ローマ国立歌劇場管弦楽団フレーニの『オペラ・アリア集』と『重唱集』をまとめたアルバム。フレーニ30歳前後の上り調子の時期の素晴らしい歌唱が楽しめる。両作とも、彼女の魅力を広く知らしめた記念すべき作品だ。