制作・出演 : ハロルド・メイバーン・トリオ
キス・オブ・ファイヤーキス・オブ・ファイヤー
ベテラン・ピアニスト、ハロルド・メイバーンが日本のヴィーナスへ録音したピアノ・トリオ+テナー・サックス編成作。エリックはメイバーンのお気に入りの若手。選曲はモダン・ジャズの名曲中心で、(8)はメイバーン縁の曲。ピアノ演奏は好調そのものだ。
恋に恋して恋に恋して
ハード・バップの時代をたくましく生き抜いたピアニストだけあって、その力強いタッチに迷いはない。そして、演奏の場を与えられれば己の仕事を全うするのがハード・バッパーの心意気とばかりに気合十分の演奏は潔い。一転バラードではロマンティックな歌心で。