制作・出演 : パトリース・ラッシェン
シグネチャーシグネチャー
優れた実力を備えた、人気女性キーボード奏者の97年作。ここにはさまざまなタイプの、寛いで聴いて楽しめる音楽が用意されているが、彼女の豊富なキャリア、多彩な音楽性が活かされ、その音楽の質は極めて高い。サスガですな。(3)(6)では彼女の歌も聴ける。
妖精のささやき妖精のささやき
リー・リトナーのジェントル・ソウツで人気も知名度もアップしたパトリースの78年作品。フリー・ソウル・ファンに人気のエレクトラ在籍時の第1弾で、この時から自身の可憐なヴォーカルも大々的にフィーチャー、より軽やかで繊細な音楽性へ移行した。
陽気なレイディ陽気なレイディ
日本におけるいわゆる“フリー・ソウル”のムーヴメントの流れのなかで注目されるようになったキーボード奏者、パトリースの79年発表の通算5作目。洗練されたR&B系、フュージョン的サウンドで、リズムも踊りやすく、ディスコを中心にヒットした。
おしゃれ専科おしゃれ専科
70年代中期のジャズ/フュージョン界に登場、ブラコン化していった女性キーボード/ヴォーカルの6作目。80年代初頭らしいディスコ風味も含んだファンキー・サウンドで、70年代的バラッドも収録。サポートは西海岸敏腕ミュージシャンたち。80年作品。
ハート泥棒ハート泥棒
サンプリングやカヴァーの定番としていまも人気の「フォーゲット・ミー・ノッツ」で知られるパトリース・ラッシェンの代表作とされる通算4枚目(82年)のアルバム。「フォーゲット〜」をはじめ、スローな(8)など彼女の魅力が華開いたヒット曲がここにある。