包容力のある魅惑の低音で一世を風靡した、フランク永井のベスト・アルバム。ヒット曲「有楽町で逢いましょう」「君恋し」をはじめ、時代を超えて愛されるナンバーが目白押しだ。
2000年を間もなく迎えようとする現在、昭和歌謡は遠くになりにけりという思いを再認識するのではなく、今あらためてその魅力を知ろうとする積極的な意志を感じさせる秀逸なボックス・セット。魅惑の低音ヴォイスが唯一無二であることを再認識させられる。