音楽むすび | 制作・出演 : ポール・チェンバース

コルトレーンが残した唯一のブルーノート・リーダー作。リー・モーガンとカーティス・フラーを加えた3管編成による最高にエレガントな演奏は、そのアートワークも含めジャズ・マスターピースと呼ぶに相応しい。

ソニー・クラークがブルーノートに残した名盤として『クール・ストラッティン』と並び称されるトリオ作。明瞭な音使い、一定の緊張感を持続する旋律、彼の魅力が端的に表れている。

ジャズの歴史に欠かせぬJMの中心メンバーとして活躍したリー・モーガンのブルー・ノート第5作目。名曲「チュニジアの夜」から始まる、ジャズ・トランペットの魅力が凝縮された傑作だ。

ブルーノートの、そしてハード・バップ不滅の人気盤にしてソニー・クラークの名を知らしめた1958年発表の傑作アルバム。小粋なジャケットを目にした瞬間にタイトル曲のテーマが聴こえてくるかのようだ。

傑作『ニュー・ソイル』より前に録音されたセッションとティナ・ブルックスとの双頭リーダー・セッションからなる名盤。微妙な切なさを感じさせる彼らしい熱いソロが光る。これ以上ない豪華なメンツも魅力的。

ベニー・ゴルソンのペンによる名曲「ウィスパー・ノット」が冒頭を飾る、リー・モーガンのリーダー第2作。若くして自らのサウンドを確立したトランペッターによる、ハンク・モブレーやホレス・シルヴァーらブルーノートの強者との共演が楽しめる。

JAZZの時代“ハードバップ”を最も象徴するテナーマンが57年に録音したアルバム。モブレーの安定したソフトなソロに、カーティス・ポーターがからむ演奏は圧倒的。当時無名のピアニストだったソニー・クラークも参加している。

最高の音で楽しむために！

最高の音で楽しむために！

アート・ブレイキー参加のウィントン・ケリー・トリオを従え、モブレーがワン・ホーンでテナーの魅力をたっぷりと聴かせてくれる傑作。冒頭に収録されているミディアム・ナンバー「リメンバー」は必聴の名演だ。

アルト・サックス奏者、アート・ペッパーがマイルス・デイヴィスのリズム・セクションとプレイしたイースト・ミーツ・ウエストの名盤。ヘレン・メリルの名唱で名高い「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」での、明るい快演が心地良い。

小粋なスウィング感がたまらないエレガントなピアノ・トリオとはまさにこのこと。ポール・チェンバース、アート・テイラーの名コンビによる傑作。ジャケットもグッド。

ウエス・モンゴメリーとジョニー・グリフィン、ウィントン・ケリーらが相性抜群の演奏を聴かせる、ギター・アルバム屈指の名盤。1960年代ジャズの魅力が凝縮された、たまらなくホットな一枚だ。

モダン・ジャズ史上に永遠のモニュメントを記録したレギュラー・クインテットによる一枚。タイトルどおり、リラックスした中でマイルスの小粋なセンスにあふれたミュート・プレイが堪能できる。