制作・出演 : ポール・メイエ
ハイドン:ピアノ協奏曲・アンダンテ&変奏曲ハイドン:ピアノ協奏曲・アンダンテ&変奏曲
ルイサダと“指揮者”メイエ、この絶妙のキャスティングはすでにモーツァルトでお馴染み(?)。そして、このハイドン。聴いているうちに、なんだかウキウキしてくる不思議な力に満ちている。安手の目立つ細工は一切なし、その代わりに二人の音楽家の愛情がいっぱい。
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 クラリネット・ソナタ第1&2番ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 クラリネット・ソナタ第1&2番
フランスの若手ニ人が、ブラームス晩年期の渋い2曲のクラリネット・ソナタを演奏した一枚。スタイリッシュな明快さと同時に柔らかさをも併せ持ったデュオからは、独特の魅力が放射されている。若書きのピアノ・ソナタ3番はかっちりとした演奏だ。
田園のコンセール〜フランス近代管楽作品集 オーリック:三重奏曲/イベール:5つの小品/ミヨー:パストラーレ/フランセ:ディヴェルティスマン 他田園のコンセール〜フランス近代管楽作品集 オーリック:三重奏曲/イベール:5つの小品/ミヨー:パストラーレ/フランセ:ディヴェルティスマン 他
名盤『プーランク:室内楽全集』でも高い評価を受けた、管の名手3人が20世紀フランスの管楽三重奏の知られざる名作を録音。伝統的なフランスのエスプリにあふれた、華麗な名演だ。
世界の創造〜ミヨー:室内楽作品集世界の創造〜ミヨー:室内楽作品集
ジャズやラテンなど世界の音楽を巧みに吸収し、明るく楽しい音楽に昇華させたミヨーの作品集。代表作であるバレエ音楽「世界の創造」の室内楽版など、フランスの名手たちの見事な演奏が冴える。
<プーランク生誕100年記念リリース>プーランク:室内楽全集<プーランク生誕100年記念リリース>プーランク:室内楽全集
プーランクはキリクチで語りやすい。しかしキリクチで聴く耳の貧しさがプーランクから耳を遠ざける。宗教曲やこの室内楽は素晴らしい音楽の宝庫。お薦めする。ここでは曲によって演奏者が上手すぎて、“弾けてしまっている”感があるが。陰影と深度が……。