制作・出演 : ミンケ四重奏団
ヘルツォーゲンベルク:弦楽四重奏曲作品18、弦楽五重奏曲 ミンゲット四重奏団によるヘルツォーゲンベルク(1843-1900)室内楽作品集の第2集です。ここに収録された2曲は、どちらも彼の対位法の技術が存分に発揮された興味深い作品です。1893年に作曲された弦楽五重奏曲は当時の評論家に「最も重要な室内楽作品が書かれた」とまで高く評価されたもの。これを作曲したとき、彼は愛妻エリザベスの死に直面、一時的に仕事への意欲を失ってしまいましたが、見事に復帰。その悲しみと妻への限りない愛情を曲に込めたのだそうです。かたや弦楽四重奏曲は若きヘルツォーゲンベルクの意欲的な作品で、とりわけアンダンテ楽章は素晴らしいメロディで満たされています。(ナクソス) 【収録情報】 ヘルツォーゲンベルク: ・弦楽五重奏曲 Op.77 ・弦楽四重奏曲 Op.18 ミンゲット四重奏団 ペーター・ランガートナー(ヴィオラ) 録音時期:2005年、2008年 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV
ヘルツォーゲンベルク:室内楽作品集 CPOが積極的にリリースしているヘルツォーゲンベルクの作品集。このアルバムは弦楽四重奏曲全集(全3巻)の最初を飾るものです。ミンゲット四重奏団による素晴らしい演奏は、この作曲家についての誤った認識(どうしてもブラームスっぽさが拭えない)を根底から覆すものではないでしょうか。弦楽四重奏の精力的な音楽の中に幽かに感じられるユーモア、ピアノが加わることで、また一層華やかさを増すピアノ五重奏、新たな名曲を発掘する喜びに胸躍る1枚となること間違いありません。(ナクソス) 【収録情報】 ヘルツォーゲンベルク: ・ピアノ五重奏曲ハ長調 Op.17 ・弦楽四重奏曲へ短調 Op.63 ミンゲット四重奏団 オリヴァー・トリエンドル(ピアノ) 録音時期:2008年 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV