制作・出演 : リンツ・ブルックナー管弦楽団
ブルックナー:交響曲第6番[ノーヴァク版]ブルックナー:交響曲第6番[ノーヴァク版]
2008年2月のライヴ録音。さすがにブルックナー演奏では定評あるオケだ。音響面でも旋律の歌いまわしでも自然に沸き起こってくるように違和感がない。2002年以来交響曲全曲録音に取り組んでいるデイヴィスとの蜜月時代もいよいよ佳境に入ってきた感がある。
ブルックナー:交響曲第1番[1866年第1稿・リンツ稿]ブルックナー:交響曲第1番[1866年第1稿・リンツ稿]
名前負けしていたようなオケを本物に仕立て直した立役者といえるD.R.デイヴィスの本命シリーズ。既発の第4、第8に加えて、今回第1〜3番が同時発売されたうちの一枚。演奏は第1稿によるもので、若さの輝きと音響の重なり合いが良く整理された美演。
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
当コンビによるブルックナー交響曲全集の第1弾。通常の版とは、様相が大きく異なる第1稿を取り上げながら、明晰な響きと手応えに満ちた表情が両立している点がすばらしい! まったく別の曲である第3楽章の爽快な味わいを活かした演奏が見事である。★
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