制作・出演 : ロベール・カザドシュ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第4番&第5番「皇帝」、ファリャ:スペインの庭の夜ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第4番&第5番「皇帝」、ファリャ:スペインの庭の夜
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21、22、23、24、26、27番 他モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21、22、23、24、26、27番 他
制作・出演
ギャビー・カザドシュ / クリーヴランド管弦楽団 / コロンビア交響楽団 / ジョージ・セル / フィラデルフィア管弦楽団 / モーツァルト / ユージン・オーマンディ / ロベール・カザドシュカザドシュは、20世紀の前半から半ばにかけて活躍したフランスの名ピアニスト。得意とするモーツァルトの協奏曲集は、セルとの名演として有名なものだ。夫人のギャビーとの2台のピアノ用の協奏曲も超有名。
四手のためのフランス音楽:ドビュッシー:小組曲/サティ:梨の形をした3つの小品/フォーレ:組曲「ドリー」他四手のためのフランス音楽:ドビュッシー:小組曲/サティ:梨の形をした3つの小品/フォーレ:組曲「ドリー」他
収録曲はどれもピアノ連弾曲で、近代フランスが生み出した小粋な宝石のような作品。カサドシュ夫妻の洗練された演奏も味わい深く、こういう音楽はやっぱりフランスでなくちゃ……という気にさせられる。ただ多少ヒス・ノイズが気になるのが難点。
モーツァルト:ピアノ協奏曲NO.26,2モーツァルト:ピアノ協奏曲NO.26,2
珠のようなピアノの音とそれを包むようなオーケストラの音が、安らぎの世界へと誘う。外面的な華麗さの目立つ(1)だが、カザドシュは、一切の誇張を排した演奏によって隠れていた美しさを引き出している。名演が多い(2)だが、これは最上位に入るものだ。
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