制作・出演 : ヴェネツィア室内合奏団
ベリー・ベスト・クラシック1000 1::ヴィヴァルディ:四季ベリー・ベスト・クラシック1000 1::ヴィヴァルディ:四季
ヴィヴァルディの出身地、ヴェネツィアで87年に創設された団体で、イ・ムジチと並び、イタリアを代表する室内合奏団として有名なヴェネツィア室内合奏団。ヴィヴァルディの超有名曲を現代的に溌剌と蘇らせた、新鮮な演奏が楽しめる。
ヴィヴァルディ:オペラ序曲集ヴィヴァルディ:オペラ序曲集
赤毛の司祭が多作家だとは存じていたが、オペラを約100曲も作っていたとは寡聞にして知りませんでした。序曲と言っても本題との関連はほとんど無く、転用、使い回しはザラで、余程の好事家以外は通して聴くのは退屈かも。(1)で突然、「四季」の旋律が現れる。
クリスマス協奏曲集クリスマス協奏曲集
12月になると、やっぱりクリスマス協奏曲が聴きたくなるのは不思議だ。それも古楽器演奏ではなく、艶やかな弦の音色が魅力のイタリアの合奏団がいい。イ・ソリスティ・ヴェネティはピエロ・トーゾをはじめ名手が揃っている。美しい響き、素敵な雰囲気。
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ全集ロッシーニ:弦楽のためのソナタ全集
磨き抜かれた美しい弦の響きに乗った、繊細華麗なロッシーニだ。じつに入念に仕上げられている。そのかわり、その分作曲者12歳の若書きであるこの曲集の素直でおおらかなミューズの息吹が、多少とも厚化粧という感じになるのも仕方のないことなのだろう。
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリアレスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア
柔らかい録音のせいもあるのだろうが、これだけふっくらと美しく、しかも音楽性満点でオケを鳴らしてくれれば、もはや何をかいわんやという感じ。(1)などはパッサカリアでさえも、拍子抜けするほど柔らかい。(2)の色彩感も見事で(3)も抑制のきいた表現。
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