プロコフィエフがバレエのために書いた全50曲を完全収録している。全曲盤はロジェストヴェンスキー以来だと思うが、こちらはその抒情性と優しい表情、うるおいのある弦の響き、独特のユーモア、管の巧さ等、殆どの点で上回っている。実に美しい演奏だ。