96年に東京で録音されたデュオ・アルバム。同発の『メモアール』の続編と言える作品で、2人の紡ぎ出す確固とした音世界が円熟味をもって胸に迫る。ゲストの打楽器奏者、小松が好サポート。
2002年に亡くなったピアノの名手の、正真正銘のラスト・コンサートを収めたライヴ盤。彼が愛した日本での演奏で、長年デュオを組んでいたベースの中山英二とのデュオだ。死の40日前とは思えない気迫がみなぎり、深い絆に結ばれた盟友との心を通わせながらの演奏が胸を打つ。