制作・出演 : 中山英二
ロマンティックブルーロマンティックブルー
93年にディック・オーツ、ピーター・マドソン、エリオット・ジグムンドを加えた編成で録音した作品。曲はすべてオリジナル。バラード、カリビアンなど曲調はさまざまだが、中山英二の曲と演奏には、故郷の北海道を思わせる広大な風景とロマンティックな響きが…。
シンクロニシティシンクロニシティ
日本的な情緒をもった曲作りで知られるベーシストの中山が94年、ニューヨークで仲間たちと録音した作品。ディック・オーツのサックスを含むカルテット編成、本場のミュージシャンを相手に、音楽を通して、彼が理想に掲げる精神世界のあり方を模索している。
カンヴァセイションカンヴァセイション
86年、フリーマンは中山とのデュオで日本各地を回るというツアーのために来日。その折にレコーディングされたのが本作だ。二人は初めて共演したとは思えないほど息が合っていて、その、心を通わせながらの真摯な対話は変化に富んでいて、しかも熱い。初CD化。
ハッシャ・バイハッシャ・バイ
96年に東京で録音されたデュオ・アルバム。同発の『メモアール』の続編と言える作品で、2人の紡ぎ出す確固とした音世界が円熟味をもって胸に迫る。ゲストの打楽器奏者、小松が好サポート。
ラストコンサートラストコンサート
2002年に亡くなったピアノの名手の、正真正銘のラスト・コンサートを収めたライヴ盤。彼が愛した日本での演奏で、長年デュオを組んでいたベースの中山英二とのデュオだ。死の40日前とは思えない気迫がみなぎり、深い絆に結ばれた盟友との心を通わせながらの演奏が胸を打つ。
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