制作・出演 : 五代目
志ん生落語集 2志ん生落語集 2
五代目古今亭志ん生の芸をこよなく愛するファンは、いまも少なくない。彼の落語が、若い世代にも支持されていることは驚くべきこどだ。ここでは希少な(2)、桂枝雀もよく取り上げている(3)など4つの噺を収録。江戸の粋を伝え残す噺に改めて敬服。
志ん生落語集 3志ん生落語集 3
「宿屋の仇討ち」として知られる(1)、自在な話の逸脱ぶりがおかしい(2)、実在した料理屋を舞台にした珍しい演目(3)を収録。枕は比較的短め、さっぱりとした話ぶり。ちょとした言葉のニュアンスが笑いを生む志ん生ならではの“マジック”は楽しい。
志ん生落語集 10志ん生落語集 10
最近は珍しいリレー落語で、昭和30年6月22日にNHKラジオで放送された。登場人物が多く演者には難しい噺だが、そこは実力者2人、メリハリの効いた1席にまとめている。もしこのような試みが復活したなら、私は談志・圓鏡の「粗怱長屋」を聴きたい。
古今亭今輔名演集古今亭今輔名演集
“お婆さんもの”で昭和30〜40年代に一世を風靡した今輔。若いころに円朝ゆずりの人情噺をしっかり勉強しただけあって、“新作”でも奥行きのある芸を聴かせてくれた。「ラーメン屋」は有崎晩(柳家金語楼)作の、お婆さんシリーズの代表的な作品だ。