制作・出演 : 佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団
佐渡裕の情熱的かつダイナミックな指揮で聴衆を魅了したウィーン楽友協会での演奏会の模様をライヴ収録。 神秘的な雰囲気が支配する「夜曲」と華やかなフィナーレ、軽快なワルツにマーチ、深い悲しみを湛えた旋律など、 この交響曲が持つ多様性を、佐渡裕は細部にこだわりつつ感情豊かに表現してゆきます。 多様な楽器が巧みに組み合わされたマーラーならではのオーケストレーションが生み出す豊かな音色を、 迫力のある演奏で楽しめる名盤です。
制作・出演
ウィーン少年合唱団 / ウィーン楽友協会合唱団 / グスタフ・マーラー / ケイト・リンジー / ゲラルト・ヴィルト / トーンキュンストラー管弦楽団 / ヨハネス・プリンツ / 佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団マーラーへの全身全霊の敬愛と賛辞を捧げた指揮者・佐渡裕とトーンキュンストラー管弦楽団によるウィーン楽友協会での渾身の名演奏! 圧巻の大編成オーケストラに加え、メゾ・ソプラノにおける最重要の歌手の一人として評価の高いケイト・リンジーがソリストを務め、長い歴史を誇るウィーン楽友協会合唱団による女声合唱と世界的に有名なウィーン少年合唱団による透明感あふれる歌声が響きます。 マーラーを演奏する上でこれ以上ない布陣で収録された、音楽的にも演奏的にも完成度の高い感動的なマーラーの交響曲第3番です。 歌詞対訳付き
後期ロマン派を代表する大曲、ブルックナー交響曲第8番。 佐渡は熱き想いを幾重にも行間に織り込ませ、重厚なるブルックナーの神々しき世界観を見事に描いていきます。 天上へと美しい響きを奏でる弦楽器、官能的で濃密な響きを聞かせる木管群、力強く重厚な和声感を浮き立たせる金管群。 これら全ての音がロマンティシズム溢れる美しい響きを創り上げます。 佐渡とトーンキュンストラー管の強い信頼関係によって描かれた壮大なブルックナーの大作を、 初演が行われたウィーン楽友協会大ホールの響きでお楽しみください。
佐渡裕が、全身全霊を傾け挑んだマーラーの『復活』。 ソリスト陣にはオーストリア出身の歌手を、合唱には欧州でも有数の合唱団として知られるスロヴァキア・フィルハーモニーを起用。 トーンキュンストラー管の機能美溢れる演奏が加わり、佐渡のタクトの下、マーラー独特の神秘的なハーモニーが醸し出す神々しい歌声が、オーケストラとの見事な一体感で降り注ぐ圧巻のマーラーです。歌詞対訳付き。
マーラーならではの、濃密に編み上げられた当時としては革新的な構造を持つ交響曲第5番は、 その一部が映画音楽でも取り上げられるなど、マーラーの交響曲を代表する作品の一つとして人気の高い曲です。 音楽監督・佐渡裕が指揮するトーンキュンストラー管弦楽団は、 この名曲を2019年3月のヨーロッパツアーで訪れたドイツのハンブルクにあるエルプフィルハーモニーでライヴ収録。 音響の良さで開館当初より話題となった最新ホールで収録された、大編成オーケストラの迫力あふれる演奏をお楽しみください。
ハイドンが世界の創造を音楽で表現したオラトリオ、天地創造。 作曲時から今日に至るまで最も愛好されてきた宗教的オラトリオの一つである大曲を、 佐渡が率いるトーンキュンストラー管弦楽団に3名の歌手、そして合唱団で構成された大編成で、ウィーンの楽友協会にてライヴ収録。 ハイドンの描いたこの大曲を、完璧なまでにコントロールされた佐渡の棒のもと、壮大なスケールで歌い上げる究極の名盤が誕生しました!
制作・出演
ウィーン少年合唱団 / ウィーン楽友協会合唱団 / ゲラルト・ヴィルト / トーンキュンストラー管弦楽団 / ヨハネス・プリンツ / 佐渡裕 / 佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団 / 庄司紗矢香《カディッシュ》は、フル・オーケストラに合唱、少年合唱、ソプラノ独唱と語り手が加わる大規模な編成で、 歌詞も神と人間との関係を問う深遠な内容。バーンスタインの、作曲家のみならず思想家としての集大成とも言うべき壮大な作品です。 佐渡裕はこの作品を得意としており、欧米の主要オーケストラへの客演で高く評価されています。 ドイツ語訳のテキストによる世界初録音で、壮大な音楽と聴衆の深い感動が伝わります。 カップリングの《セレナード》は古代ギリシア哲学を音で描いた作品で、 庄司沙矢香の超絶技巧に支えられた知的なアプローチは最高のはまり役と言えましょう。
メシアンの代表作「トゥーランガリラ交響曲」は、20世紀音楽の最高傑作のひとつに数えられています。 その評価を決定づけた初演を指揮したのがバーンスタインでした。 佐渡裕とトーンキュンストラー管弦楽団は2017年にムジークフェラインでの定期公演においてこの曲に挑戦し、 熱気と色彩感に満ちた演奏によって満場の喝采を浴びました。そのライヴ録音がここに登場します。