制作・出演 : 大阪市音楽団
東京佼成woの指揮を務めるなど日本でもおなじみの米吹奏楽界を代表する作曲家のひとり、ロバート・ジェイガーの作品集。代表作を中心に収録しており、渡邊一正と大阪市音楽団による演奏も明快で素晴らしい。
発売元
ユニバーサルミュージック比較的珍しい吹奏楽用の交響曲シリーズの第1弾。「ザ・ビッグ・アップル」などニューヨークをテーマにした作品を2曲収録。デ・メイはオランダの、ランセンはフランスの作曲家だ。大阪市音楽団の優れた演奏が聴ける。
発売元
ユニバーサルミュージック比較的珍しい吹奏楽用の交響曲シリーズの第2弾。米吹奏楽界の大御所のリードを含めた、交響曲を3曲収録。いずれもアメリカ的な明快さとダイナミックさが味わえる作品で、木村指揮の大阪市音楽団が素晴らしい演奏を聴かせている。
発売元
ユニバーサルミュージック比較的珍しい吹奏楽用の交響曲シリーズの第3弾。ミャスコフスキー、パーシケッティ、フォンシェといった、いわゆる吹奏楽畑でない作曲家の作品を並べており、一味違ったサウンドが聴ける。高音質盤での復活で、一聴に価するアルバムだ。
発売元
ユニバーサルミュージック現代アメリカの3人の作曲家によるウィンド・オーケストラのための交響曲は、思わず“これが吹奏楽?”と言いたくなるほど。民族的題材が取り入れられたり、ミヨー風の多彩なリズムなど、吹奏楽の概念を超えたシンフォニックな音楽。
発売元
ユニバーサルミュージック比較的珍しい吹奏楽用の交響曲シリーズの第5弾。日本の吹奏楽界には欠かせない重要な作曲家、長生淳と保科洋の二人を取り上げている。保科作品は木村吉宏の委嘱作品だ。吹奏楽関係者にとっての必聴盤だ。
2008年6月の定期のライヴ。物語性のある曲目をズラリと並べた面白いプログラム。またグレイアムの「ユーフォニアム協奏曲」も、圧倒的なミードの妙技によって聴きごたえ十分。鳴り良く快適な厚みを持つ響きと緻密なアンサンブルは、この団の実力を物語る。
全国高校サッカー選手権大会の応援ソングをブラスバンドで演奏した、『ブラバン!』シリーズの高校サッカー編第2弾。今回は重鎮アレンジャー、前田憲男指揮の大阪市音楽団による演奏で楽しめる。
発売元
キングレコード株式会社昨今のブラバン・ブームの中心を支えるのは、70年代に“ブラバン少年&少女”だった年齢層なのだそうだ。この盤は当時、人気の高かった8作品を収めた“ブラバンの懐メロ集”で、ひとたび耳にすれば、練習に明け暮れた青春の日々が懐かしく脳裏に蘇ってくる。
吹奏楽レパートリーを牽引している市音のライヴ・シリーズで、今回も日本初演の3曲目、新編曲5曲目を含む重厚なプログラム。フォルテシモでも金管が咆哮せず木管がくっきりと定位、絶妙のバランスで作品像を描く優れた演奏&録音。エルガー晩年の作品4曲目が美しい。解説も充実。
ヴァンデルローストが自作を指揮。イスラエルやロシアの舞曲風の作品や、アイオワやケベックにちなんだ曲など、さまざまな民族や都市を題材とする一方、(5)ではサン=サーンスの「オルガン」交響曲のテーマを使用する。大阪市音楽団の見通しの良い演奏が好印象。