制作・出演 : 大隅寿男トリオ
ウォーク・ドント・ランウォーク・ドント・ラン
堅実なドラミングで定評のある大隅は、40年の楽歴にあって今がもっとも音楽的に充実している。長年培ってきたサポート・ミュージシャンとしてのセンスとテクニックはリーダーとなっても必要不可欠で、それが趣味のいい作品作りに繋がった。
オン・ザ・ロードオン・ザ・ロード
人気ベテラン・ドラマー、大隅寿男が新メンバーと組んだピアノ・トリオ作。ピアノは吉岡秀晃、ベースは古野光昭。各楽器のトップ・ミュージシャンばかりであり、彼らはスウィング感やグルーヴィなノリが抜群だ。こういう有名曲を吉岡のピアノで聴ける喜びは大きい。
リジョイスリジョイス
ブラウン〜ローチ・クインテットのレパートリーを中心に、ジョー・ヘンダーソンの代表曲やジョビンのボサ・ノヴァをストレートアヘッドに演奏している会心作。ひたすらスウィングすることに徹した清々しい演奏。2曲にトランペットのドミニク・ファリナッチがゲスト参加。
グレイトフルグレイトフル
ピアノ・トリオや歌伴に欠かせないのが趣味のいい大隈のドラミングだ。その彼にスポットを当てたリーダー作もこれまでにいくつか発表されてきた。決して出しゃばらず、それでいてきちんと自己も主張してみせる。そんな彼の持ち味が存分に発揮された一枚。
ジュビレーションジュビレーション
ベテラン・ドラマーの大隈が、気心のしれた仲間とともに、ブルース・フィーリングたっぷりの名曲をソウルフルに仕上げたトリオ盤。メンバー各人の身体に染み付いたアーシーな感覚を、ありのままに表出させ、心地よい時間がゆったりと流れていく。
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