非西洋圏の民族楽器でクラシックを演奏すると安っぽくなりがちだが、この人のは違う。たった二本の弦を操ってここまでの超絶技巧を可能にするとは! サラサーテはよくぞ二胡のための名曲を書いてくれた、なんてつい思ってしまったりして。