制作・出演 : 宇野功芳
北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」
発売元
キングレコード株式会社日本最初の歌劇「露営の夢」(1905年初演)を作曲した北村季晴による「ドンブラコ」(1912年初演)の初録音。伴奏はほぼピアノのみで歌唱(女声のみ)も簡素だが、童謡や古謡を多数用いた曲調は親しみやすく驚くほどに新鮮。充実のブックレット付きで資料的価値も高い。★
オレ流クラシックオレ流クラシック
制作・出演
ウィーン室内管弦楽団員 / ソフィア交響楽団 / デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ / プラハ弦楽四重奏団 / ワーグナー / ヴァシル・カザンジェフ / 宇野功芳 / 新星日本交響楽団 / 落合博満発売元
キングレコード株式会社ドラゴンズの落合監督は、マーチとクラシックが好き、ということで、“オレ流”に選曲したアルバム。輝かしい選手時代と、就任1年目で優勝という監督としての才能もみせた落合の“オレ流”脳に刺激を与えた音楽集。
<宇野功芳の“すごすぎる”世界>モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲 交響曲 第40番 ト短調 ベートーヴェン:交響曲 第5番 「運命」<宇野功芳の“すごすぎる”世界>モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲 交響曲 第40番 ト短調 ベートーヴェン:交響曲 第5番 「運命」
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
時代の流れに逆らうかのような、スロー・テンポ、長めの音、デフォルメ、強調などを用いた超個性的な演奏だ。ものすごくロマンティックで大胆な解釈に驚かされるが、演奏スタイルを超えて、作品の本質をついているのかもしれないとも思わせられる。
功芳の艶舞曲功芳の艶舞曲
時には表情の変化が大きすぎて歯車の合わない部分もあるが、全体的には非常に面白く、かつほかの演奏にはない美しい場面も多い。特にブラームス、「こうもり」「金と銀」は傑作。最近の無為無策、平々凡々な指揮者たちもこれを聴いて少し考え直したら。