制作・出演 : 安藤裕子
シンガー・ソングライター、安藤裕子の8thシングル。その独特な世界観に寄り添うような幻想的な歌声が魅力的だ。カップリングには、早瀬優香子のカヴァー「セシルはセシル」を収録している。 ⇒コメント動画を見る!
7枚目のシングルは、映画『自虐の詩』の主題歌として書き下ろされた、ミディアム・バラード。ゆったりとたゆたうメロディ・ライン、やわらかいストリングスをフィーチャーしたアレンジ、危うさと生命力を同時に感じさせるヴォーカルがナチュラルに溶け合う、珠玉の名曲。
シングル「TEXAS」「The Still Steel Down」を含む3作目。佐野康夫(ds)、沼澤尚(ds)、沖山優司(b)といったミュージシャンによる質の高いサウンドのなかで、70〜80年代のニューミュージックを彷彿とさせる歌が舞う、優しくて儚いポップ・ミュージック・アルバム。
発売元
CRYSTON平野公崇がソプラノ・サックスで取り組んだエマヌエル・バッハの作品集という異色作。際物っぽいけど、きわめて正統。ソプラノということもあるが、音に重みがなく軽々として、エマヌエルの作品に見事にはまっている。平野の鋭い感受性と自在な精神が清風を送っている。★
2006年初となるシングルのリリース。前作「のうぜんかつら」に続いて山元隆二との共作。彼女独特の音世界は今回も変わらず、甘く切ないバラードをしっとりと描く。懐かしいところで81年の鹿取洋子のカヴァー「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」を収録。
初期の荒井由実に通じるポップス・センスと、コケティッシュなヴォーカル。そして全体を包み込むのは、ケイト・ブッシュ、ミレーヌ・ファルメールを思わせるシュールな音世界。そこに、いまの第一線級の新鮮な息吹が注ぎ込まれ才能あふれるアルバムに仕上がった。★
本人自ら出演している携帯電話CMのテーマ・ソング。懐かしさと新しさが同居した、アーバンかつメロウなスタイリッシュ・ポップス。矢部浩志(カーネーション)、TOKIEのリズム隊、そしてスカパラホーンズが参加し、サウンド面で彼女のヴォーカルを彩っている。
ファースト・アルバム。椎名林檎やCharaを思わせる、コケティッシュで小悪魔的な声が印象的な人だが、型にはまらない自由奔放さやソウルフルなフィーリングが魅力だろう。ファンクやジャズなど大胆なアプローチのサウンドも、彼女の個性的な歌声とよく合っている。
宮川弾と白根賢一(GREAT3)をソングライターに迎えて制作された初のシングル。東京スカパラダイスオーケストラやカーネーションのメンバーがサポート・メンバーとして参加しているのも話題だが、彼女の豊かな表現力にまずは注目。矢野顕子のカヴァーも秀逸。
2003年7月にデビューして話題を呼んだシンガー・ソングライター、安藤裕子のセカンド・ミニ・アルバム。Charaを思わせるキュートなメロディに映像的な歌詞を乗せ、彼女の個性をより前面に出した好盤。美しい喫煙姿のジャケット写真にも注目!
新人女性シンガー・ソングライターのファースト・ミニ・アルバムなのだが、これは逸材かも。ヴォーカルはソウルフルな粘りのある声で、型にはまらず自由に飛び跳ねているし、鋭利な感性があふれ出すような歌詞も独自性がある。多様な可能性を秘めた個性派アーティストだ。