制作・出演 : 朝比奈隆
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
朝比奈隆の十八番であったチャイコフスキーの「悲愴」。97年録音には、すでに名古屋公演のライヴ盤も存在するが、こちらはそれと1週間違いの大阪・フェスティバルホールでのライヴ(未発表音源)。
朝比奈隆メモリアル・ボックスブルックナー交響曲全集朝比奈隆メモリアル・ボックスブルックナー交響曲全集
朝比奈隆が80年代にさまざまな場所でいろいろなオケと演奏したブルックナーの交響曲を全集としてまとめたもの。最も充実していた時期の朝比奈のブルックナーがここにあるといってよいだろう。特に83年の東京カテドラルでの大フィルとの7番と8番は記念碑的演奏だ。特典盤として付けられている朝比奈隆が宇野功芳を相手にブルックナーについて語った録音(約50分間)も興味深い。
ポピュラー・コンサートポピュラー・コンサート
大曲の揺るぎない表現に本領を発揮する朝比奈にとって珍しい小品集だ。「レオノーレ第3番」のずしりとした手ごたえや、滔々と流れる「モルダウ〜」などスケールの大きさを感じる。無骨な指揮ぶりからは考えられないほど典雅な「美しく青きドナウ」にも注目したい。