枝雀は約10年前から英語落語に取り組んできた。さすが噺家で英語も立て板に水。苦しいところは怪しい外人風の日本語で笑いを誘う。二番ともオチが単純だから肩に力を入れずとも聴きとれる。出囃子に「草競馬」などの選曲もなかなか巧妙。