制作・出演 : 橋本一子
ナジャ ナジャナジャ ナジャ
ジャンルの壁を超えて活動する女性シンガーのオリジナル作品集。その感触はジャズでありクラシックでありポップスであり。そして歌詞は英語だったり日本語だったり仏語だったり。だが散漫さはなく、全編落ち着いたムード。4畳半の居間がカフェに変わる。
水の中のボッサ・ノーヴァ水の中のボッサ・ノーヴァ
ロック、クラシック、ジャズと、ジャンルを問わず多彩なアプローチを試みてきた彼女だが、2年ぶりとなる今作はボサ・ノヴァ。さらにジョアン・ジルベルトに触発されてギターまで弾いている。彼女のフェイヴァリットでもある(2)(7)(8)はカヴァー曲。
水の中の森水の中の森
ピアノ、ギター&ヴォーカルによるビートルズの(3)、カーペンターズの(6)、橋本のオリジナル(9)(13)の4曲のほかは、ピアノ・インスト曲で構成されている。淡い色で描かれた風景画の中で、ゆっくりと流れる川面の小さな渦を目で追うような気怠い気分になれる。