キリスト受難の音楽による詳細なドキュメントとも言える大作。バッハが長旅も厭わずその演奏を聴きに出向いたブクステフーデの作品を、バッハ作品の録音を精力的に続けるBJCが取り上げるのも道理で、“日本人による…”の形容が不要になった演奏に拍手。