制作・出演 : 浅野祥
クラシック侍クラシック侍
杉浦哲郎と岡田鉄平の“冗談音楽”ユニット、杉ちゃん&鉄平が挑んだのは、歴男(?)歴女も大満足の歴史もの。織田信長も坂本龍馬も聴きたかったに違いない(!?)クラシック曲を、玄妙かつ陽気に奏でている。
ビリーブビリーブ
津軽三味線奏者が2009年にフランスで録音した第3作。コンボをバックに三味線独特のフレーズでスウィングするさまが小気味いい「マイ・フェイヴァリット・シングス」、コンポーザーとしての現代感覚を示す「ビリーブ」、リュートとのデュオで映像的イメージを喚起する「さくらさくら」、ニュアンスに富んだ演奏が見事な「津軽じょんから節」など、ヴァーサタイルな魅力にあふれる。
宴宴
18歳の津軽三味線奏者のセカンド・アルバム。前作『祥風』は古典民謡中心の構成だったが、本作では浅野自身のオリジナル作品が4曲収められている。とくに、故郷・仙台をイメージした「Miss my home」の叙情的なメロディが印象的。2008年ヴァージョンの「津軽じょんがら節(旧節)」も聴きもの。
祥風祥風
津軽三味線全国大会に14歳で最年少優勝を果たし、以後3年連続優勝を続けている浅野祥。津軽じょんから節などの伝統音楽をきっちり聴かせながら、エレクトーンやピアノとのコラボレーションも取り入れた意欲作。2007年で17歳の彼の柔軟な感性は、どこへと羽ばたくのだろう。
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