制作・出演 : 由紀さおり
「男のこころ」「恋におちないように」の書き下ろし2曲に加え、フランシス・レイの名曲たちをカバーした、画期的な作品。ビューティーをきわめたジャケット・ビジュアルも際立ち、また由紀さおりのナチュラルな歌唱がたおやかなメロディーにフィットして、とても心地のいい、センスのいいアルバムとなっている。 男のこころ/あの愛をふたたび/ハロー・グッドバイ/白い恋人たち/愛のレッスンー個人教授のテーマー/うたかたの恋/パリのめぐり逢い/ある愛の詩/雨の訪問者/男と女/さらば夏の日/流れもの/いつの日にか/恋におちないように
通算17枚目となるアルバムは、全編宇崎竜童作品を歌った異色作。オリジナル「う・ふ・ふ」から「横須賀ストーリー」「想い出ぼろぼろ」まで、ハイブリッド歌謡曲とも呼ぶべきさまざまな曲が楽しめる。 う・ふ・ふ/横須賀ストーリー/サヨナラは嫌いな言葉/硝子坂/ワン・デイ/夢先案内人/ふらりふられて/愛人(アマン)/涙のシークレット・ラブ/欲しいものは/風恋歌/想い出ぼろぼろ
由紀さおりの40周年を記念したシングル・コレクション。69年から88年にかけて発売されたシングルA面曲を完全収録。またシングルB面曲は、これまでCD化されていなかった楽曲を多数セレクトして収めている。
その美しく透きとおった歌声の影に乾いた哀しみが漂っているのに気付くと、由紀さおりの歌の表情が一変するはずだ。巧みにさまざまな歌唱スタイルをみせるが、「手紙」「金糸雀(カナリヤ)」「夢もうすこし」などでの寂寥は癒しがたいほど深く哀しい響きだ。
2006年2月発表のシングル。楽曲は国民栄誉賞も受賞した昭和歌謡の大御所作曲家・吉田正の未発表曲で、生誕85周年を記念してのリリース。由紀さおりの伸びやかな歌声の光る好ナンバーだ。
NHK連続TV小説『ファイト』に宿の女将役で出演した由紀さおりのアルバム。ドラマの中で彼女が実際に歌った数々のナンバーをコンパイル。本編の重要なシーンを思い起こさせる印象的な楽曲ばかりだ。
塚田佳男のピアノのみという実にシンプルな伴奏だが、二人の歌唱力を味わいながら歌の世界を楽しむにはこれがいちばん。きちんと唄える人同士がからむのだから、安心して聴けます。異色(?)の作品と思えた(15)の味わい深さには、いいメロディであることをあらためて実感。