制作・出演 : 秋元順子
アンコール〜ジャズ・スタンダード〜アンコール〜ジャズ・スタンダード〜
通算4作目となるアルバムは、出るべくして出た感のあるジャズのスタンダード集。ハワイアンやシャンソンで食ってきたキャリアからすれば、お手のものだろう。歌謡曲とジャズの間を自在に行き来する彼女のような歌い手は、平成になって本当に数少なくなってしまった。
愛する人のために愛する人のために
情感豊かに歌った「愛のままで…」で注目された秋元順子のサード・アルバム。ここでもドラマティックな物語を、彼女は練達の歌声で聴かせる。古風なエキゾティックなサウンドもあり、作者の花岡優平とのデュエット「愛が熟すまで」などじっくり歌っている。
黄昏Love again/愛の歌売り黄昏Love again/愛の歌売り
歌のうまさに舌を巻くのは、2009年の『NHK紅白歌合戦』で初出場最高齢記録を作った秋元順子なら当然か。大ヒットとなった「愛のままで…」に続く1年半ぶりのこのシングル。その懐かしいメロディと歌詞は、いくつになっても愛に生きたい人間への讃歌となっている。
セカンド・ストーリーセカンド・ストーリー
ヒット曲「愛のままで…」を収めた2作目。女性はいくつになっても女性であることがわかるアルバムで、ボサ・ノヴァやジャズなどの幅広いテイストを備えた、成熟したヴォーカルが歌にリアリティを添える。平凡な日常の幸せを描いた「ひだまり」などのヒット性も高い。
愛のままで…/忘れもの愛のままで…/忘れもの
アコーディオンの音色から始まる、哀しげで人間臭い演歌の世界感。彼女の深い歌声は、人生の酸いも甘いも噛み分けた練達の響きで、非常に説得力があり落ち着く。ドラマティックに展開する楽曲もしかり、人の数だけ人生あり、と喚起させてくれる曲である。
ファーストアルバム マディソン郡の恋ファーストアルバム マディソン郡の恋
大人のラヴ・ソングを得意とするヴォーカリスト、秋元順子の1stアルバム。団塊世代のラヴ・ソングとしてカラオケ大会などでお馴染みの「マディソン郡の恋」や「枯葉」といったカヴァー曲やオリジナル楽曲を収録。