制作・出演 : 美勇伝
石川梨華のサイド・プロジェクトの印象が強い美勇伝だが、彼女はとっくにモーニング娘。を卒業しているのだった。そんな美勇伝のシングル・コレクション。モー娘。の遺産を受け継ぎつつ、“平成のセクシー歌謡曲”を見事に体現。通好みなユニットだぜ。
アイドル・ユニット、美勇伝の通算9枚目となるシングル。ライヴで盛り上がりそうなアップ・テンポのナンバーで、彼女たちのアダルトな魅力が詰め込まれている。艶っぽい歌唱がたまらない。
前作「愛すクリ〜ムとMyプリン」で大胆なセクシー路線にシフトした、美勇伝の8thシングル。堂々たるアイドルぶりが披露されており、清々しく好感が持てる仕上がりだ。
元モー娘。の石川梨華率いるユニットの7枚目のシングル。セクシー・ダイナマイト路線に変身しちゃった本作は、打ち込みリズムを用いたエキゾティック風味の歌謡曲。大人びたハーモニーでイメチェンは大成功。(2)は飛び出せ青春系はつらつポップスという、このギャップが憎い。
80年代のゲーム・センターを想起させる(?)ピコピコ感、キラキラとした光を放つサウンド・エフェクト、ピョンピョンと跳ねまくるメロディ、“あなたが大好き!”的なリリック。美勇伝の2006年最初のシングルは、夏をカラフルに彩るハッピー・ポップ・チューン。
モーニング娘。を卒業した石川梨華率いるユニットのデビュー1周年を記念してリリースされたファースト・アルバム。古来の日本の美しさと今の時代の力強さを併せもった彼女たちならではの、古風でかつモダンなメロディがいっぱいの楽曲が楽しめる。
ハロプロのなかでも異彩を放つこのユニットだが、本作は昭和ムード歌謡を連想させる色気にあふれる曲になっている。しかし、そこに微妙にからまる“若さ”が不思議な雰囲気を醸しだす。あどけなさとは時に妖しくもあるモノのですねえ。
2005年5月にモーニング娘。を卒業した石川梨華が属する女性トリオ、美勇伝のサード・シングル。どこかチャイニーズなフレイヴァーを持つこの曲で、試行錯誤してきたユニットの方向性がやっと見えてきた感じ。悲しい歌なのにリズムの強さで明るく聴こえる。