制作・出演 : 関屋晋
岩城宏之 ベートーヴェンの1番から9番までを一晩で振るマラソン 2004年12月31日ベートーヴェン交響曲全曲演奏会全記録岩城宏之 ベートーヴェンの1番から9番までを一晩で振るマラソン 2004年12月31日ベートーヴェン交響曲全曲演奏会全記録
一晩でベートーヴェンの9つの交響曲を全部やってしまおう。しかも同じ指揮者と同じオケで。なおかつそれを、2004年の大晦日から2005年元旦にかけて。という壮大(?)かつ画期的な企画をやってしまったのが岩城宏之。オケはN響メンバー。“振るマラソン”と称するだけあって、演奏家もお客もトライアスロン状態になること必至だが、それゆえに“無我の境地”へ達することができるかもしれぬ。近年の岩城らしく、主観や無用な力みを排し、音楽自体を自然に高揚させる演奏からは、確かに“無我”の響きが聴こえる。
マーラー:カンタータ≪嘆きの歌≫マーラー:カンタータ≪嘆きの歌≫
制作・出演
ジュゼッペ・シノーポリ / チェリル・ステューダー / トーマス・アレン / フィルハーモニア管弦楽団 / ライナー・ゴルトベルク / ヴァルトラウト・マイヤー / 晋友会合唱団 / 関屋晋日本合唱曲全集 混声合唱愛唱曲集日本合唱曲全集 混声合唱愛唱曲集
日本合唱界の第一人者である関屋普、栗山文昭、辻正行がそれぞれ、数ある混声合唱愛唱曲のなかから、これから歌いつがれていくであろう親しみやすい名曲を選んだもの。いずれも優れたアンサンブルと美しいハーモニーで、のびやかに歌い出されている。
花に寄せて花に寄せて
本シリーズらしい、よく練り込まれた録音が特徴。かなりオンマイク気味の収録は、楽譜を参照しながら曲の細部を研究するための資料としても適している。大人のテイストが強い硬派な演奏は、合唱ファンには多少好悪が分かれそうだが、最高水準と言っていい。