制作・出演 : Berryz工房
全員90年代生まれでローティーンに人気の7人組の5枚目のアルバム。約1年ぶりのアルバムだが、ぐっと大人っぽい雰囲気になっているのに驚く。9、4、10曲目のシングル曲ほか全12曲。つんくのプロデュースでハッチャケからしっとりまで表現の幅も広がっている。
おなじみの79年ヒット曲をダンサブルにカヴァーした「ジンギスカン」、パンキッシュで陽気な「ダーリン I LOVE YOU」、ともにキャッチーでノリのよい16作目のシングル。「ジンギスカン」のみならず「ダーリン I LOVE YOU」のギター・フレーズもエキゾティックなイメージで、キュートさの中にユーモアを感じさせる。
Berryz工房の通算15枚目となるシングル。2007年さいたまスーパーアリーナでの初の単独アリーナ・ライヴを成功させた勢いがそのまま表われたかのような充実作だ。
ハロー!プロジェクトとはいえ、つんく♂のプロデュースならではのBerryz工房の4作目。そのちゃきちゃきとしたポップ性はやはり飛び抜けた活きのよさで特筆できる。ローティーン中心のメンバーの箸が転んでもおかしい年代らしい、あっけらかんさが気持ちいい。
人気シングル曲を中心に、松浦亜弥の楽曲をカヴァーした菅谷梨沙子のソロやモーニング娘。の楽曲などをメンバー三人チームに分かれて歌ったりなど、各メンバーの個性をより見える形で描いた作品だ。ハロプロ・ファンには嬉しい選曲集にもなっている。
中学生5人、小学生二人からなるBerryz工房のシングル。映画『ふたりはプリキュアMax Heart 2〜雪空のともだち〜』のテーマ曲である、アップ・テンポでポップな(1)は、Hello! Projectらしいキャピキャピした曲で、(2)には矢口真里も参加している。
ラテンやエスニック・テイストから正統派ポップス、素朴なバラードまで、多彩なデジタル・サウンドで展開される、つんく♂プロデュースの一枚。ベタなアイドル・ヴォイスなんのその、怖いものなしの伸び伸びとした歌いっぷりはある意味、痛快といえる。
ハロープロジェクト!の小学生ユニットのシングル。タイトル曲はキャッチーで元気のいい70〜80年代のアイドルっぽい曲。(2)は少し大人っぽい、しっとりとしたミディアム・ソングだ。最近の小学生は歌のレベルが高い。初回限定でイベント参加券とハロプロフォトカードを封入。
ハロプロ厳選の8人組による、3ヵ月連続リリースのシングルを含むファースト・アルバム。短く区切ったフレーズを各メンバーが入れ替わり担当する構成はモー娘。の二番煎じとも思えるが、幅広い楽曲を用いて各メンバーの個性を巧みに引き出すつんくの手腕はさすが。
モー娘。の後輩、通称“ベリ工”のシングル3作目。(1)は琉球三線の音色が夏らしくていいのだが、音が大きすぎて、彼女たちならではの“集まればパワフル”という魅力と相殺されているのが残念。でも、ロー・ティーンの日常を歌う(2)は、素直に「かっちょええ!」です。