制作・出演 : JanneDaArc
Janne Da Arcのシングル・コレクション第2弾。2004年3月の「FREEDOM」から、2006年5月の「HEAVEN/メビウス」までのシングル曲を網羅。彼らの楽曲の素晴らしさとセンスの良さが再確認できる。
(1)は明るく軽快ながらも胸を締め付けるギター・メロディ展開をフィーチャーした疾走チューン。(2)は彼ららしくひねりの利いたヴォーカル・メロディと泣きのギターを活かした躍動チューン。いずれも感動をコンパクトに描ききったメロディアスな洗練ハード・ロックの佳曲だ。
印象的なメロディ使いと多彩なリズム・ワークの技は作品ごとにどんどん磨きこまれているが、常にサウンドの芯にヘヴィさとソリッドさを堅持しているところが彼らならではの魅力。シングル・ヒット曲(3)(11)(13)を含む貫禄の6作目。疾走しても重厚に攻めても美意識が崩れない。
パワー全開、開放感にあふれる(1)は、伸びやかなヴォーカルとともに、歌うように繰り広げられるギターのフレーズが印象的。一変してハードな(2)とのコントラストも際立ち、バンドの触れ幅が感じられる。サウンドがよりダイナミックになったかも。
ジャンヌダルク、17枚目のシングル。99年にデビューして以来、どこかにプログレ色を感じさせながらリリースを続けていた彼らだが、そのこだわりを残しながらもサウンド的に常に新しいものを探求してきたことが、このシングルでも感じることができる。
同発シングル・ベストをもう1枚。こちらには1stから最新シングルまでのカップリングを14曲収録。ボーナス・トラック「Who am I?」はインディーズ時代の楽曲で、今回が初音源化。
大阪・枚方で結成された5人組による16枚目のシングル。アコースティック・ギターのスパニッシュ・フレーズも印象的で、アップ・テンポで流れるように聴かせる術はジャンヌ流。ダークな色合いの(2)はkiyo(key)の作曲であることがすぐにわかる展開を持つ。
通算4枚目のアルバムにして、初のコンセプト・アルバム。「指輪物語」を彷彿させる世界観をもったストーリーを下敷きに、ストレートでポップな楽曲から、ハードでプログレッシヴなナンバーまで幅広いサウンドを展開。ヒット・シングルも3曲収録。
いよいよ本領を発揮したなという感じのサード・アルバム。曲のフックを歌だけが担うのではなく、リフのインパクトやスリリングな楽器パートのからみなど、ハッと耳を奪われるポイントがちりばめられている。バンドでなければできないサウンド満載。
ドラマの主題歌やテレビアニメのオープニング曲などを含む、待望のセカンド・アルバム。よりシンプルに、よりストレートに、よりアグレッシヴにをテーマにメンバー全員がひとつになって制作した。