制作・出演 : THEBACKHORN
前作『覚醒』に続く通算18枚目のシングル。菅波栄純作詞のタイトル曲「戦う君よ」、松田晋二作詞「神の悪戯」、山田将司作詞「パラノイア」、岡峰光舟作詞「栄華なる幻想」という、メンバー4人それぞれが詞を手がけた新曲4曲を収録した渾身の一作だ。
THE BACK HORNの5枚目のアルバム。初めてメンバー全員の作詞楽曲を収録、日本とニューヨークでレコーディングなど、トピックの多い作品。「カオスダイバー」など、シングル3曲収録。
初の武道館コンサートを前に発売され、原点を再確認し、そして新たな決意を表わしたシングル。4人が協調とせめぎ合いを繰り返すことで暴れだす、THE BACK HORNという名の怪物の咆哮がヴィヴィッドに封じ込められている。
98年に結成以来、インディーズで2枚、メジャーで6枚のアルバムを発表したバンドのこれまでの足跡を2枚に収めた集大成的ベスト盤。デビュー・シングルの「サニー」で重々しく始まり、浮遊感のある映画『アカルイミライ』の主題歌「未来」などラウドなサウンドの中に希望が見える。
2007年11月発表のシングルは、『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』のエンディング・テーマ。同アニメ監督の水島精二からのキーワードを基に制作されており、戦争という善悪の境が曖昧な世界を舞台に彼らなりの愛の形が表現されている。
重厚なサウンドでデビュー前からフジロックなどで評判を呼んだライヴ・バンドの6枚目のオリジナル・アルバム。疾走感あふれるシングル「声」と神秘的な雰囲気を持ったシングル「美しい名前」ほか、映像が目の前に浮かぶような全12曲を収録。
THE BACK HORNの2007年3月発表のシングル。彼らの魅力のひとつである切ないロック・バラードで、救いようのない悲しみをテーマにした歌詞は、菅波栄純(g)が実体験に基づいて綴ったもの。情感豊かな山田将司の歌声も胸に痛切に響く。
アコーディオン入り4人編成のロック・バンドによるシングル。演奏やヴォーカルには粗削りなところもあるが、テンション・コードがオシャレな(1)、ジャズとハード・ロックと歌謡曲が混ざり合ったような(2)、叙情的な(3)と、あの手この手で攻めてくる曲者だ。
ニューヨーク・レコーディングによる、THE BACK HORNのシングル。じわじわと高揚感が増すロック・ナンバーだ。タイトル通り、吸い込まれそうな口のアップのジャケットもインパクトあり。
THE BACK HORN初のベスト・ライヴ盤。インディーズ時代のものからアルバム『ヘッドフォンチルドレン』まで、新旧の楽曲をバランスよく収録。高揚感あふれるステージに圧倒される。
「夢の花」「コバルトブルー」と成長著しいシングルを放ち続けているTHE BACK HORN。今作は限りなく美しいバラード・ソング。初めてオーケストラが参加し、その音世界はより広がりを見せている。
シングル「夢の花」が過去最高のヒット、ロック・フェスなどに積極的に参加し、支持者を着実に増やしていた2004年の第2弾シングル。THE BACK HORNの代表曲のひとつとなりそうな、会心の一曲だ。
実直で淡々としたヴォーカルと日本的な湿り気に支配されたギター・ロック、という印象の2曲がメイン。(2)の歌詞で“大人”を頻発する価値観みたいなものに、彼らを受け入れられるか否かの分かれ目がありそうだ。もっとカオティックになってもいいのでは。
フレーズの一句一句がやたらと力強いバンドだと思っていたけれど、このマキシでは、メロディや音運びに明るさと温かさが感じられ、心地良さとはすこし違う、ぴりっと南向きな風が吹いている。ドラマティックな聴かせ技は健在なので、ファンが確実に増えるでしょう。
情緒感あふれるサビのメロディが心に残る(1)は、映画『アカルイミライ』主題歌であり、監督との話や脚本をもとに作られているという。疾走感を漂わせながら、せつなさを訴えかけてくるような印象を与える2とともに、エモーショナルなヴォーカルが心を揺さぶるはずだ。
90年代前半に流行した“ニューウェイブ・オブ・ニューウェイブ”を彷彿とさせるギター・フレーズからスタートする表題曲が新鮮なインパクトを与えるマキシ・シングル。しかし、このバンドの核である剛球&号泣のメロディ・ラインと愚直なまでに自らをさらけだすヴォーカルは健在。