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『ケルティック・ヴァイオル2』 サヴァール、ローレンス=キング『ケルティック・ヴァイオル2』 サヴァール、ローレンス=キング

ケルティック・アルバム第2弾! 今回はパーカッションも参加! 古雅な美しさで話題になったケルト音楽アルバムの続編。今回、サヴァールはトレブル・ヴァイオルのほか、リラ・ヴァイオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)を担当して音域を拡大。ローレンス=キングは前回と同じく、アイリッシュ・ハープとプサルテリウムという澄んだ音色の發弦楽器を演奏し、さらにそこに、フランク・マグワイアーがアイルランドの枠太鼓であるボラーンという打楽器を叩いて参加しています。  アルバム全体の構成は、前作と同じく各曲の関連性と同名調性や調律といった要素でグルーピングされたもので、パーカッションの参加もあってひとつひとつのグループの様相も、より特徴的になっています。  なお今回は、アイルランドの作曲家で、盲目のハープ奏者でもあったターロック・オキャロラン(1670-1738) の作品が4曲収録されているのも注目されるところで、口頭伝承で伝えられる音楽へのサヴァールならではの考察を経た再現が説得力豊かに示されています。(HMV) 【収録情報】 I:ゴールウェイ・セット(ニ短調) ・アイルランド民謡:「ゴールウェイ湾ホーンパイプ」 ・ジョン・プレイフォード(1718):「ローヴァー・リフォームド」 ・ジョン・ウォルシュ(1713):「カエル卿の踊り」とアイルランド民謡:「バッキンガム・ハウス」 II:金の指輪・セット(ニ長調) ・オーバンのチャーリー・ハンター:「ローンの丘」 ・ナサニエル・ガウ(1766-1831):「サーストンのサリー・ハンター嬢」ジグ ・ジェームズ・スコット・スキナー(1843-1927):「スコット・スキナー夫人」 ・アイルランド民謡:「アレクサンダーのホーンパイプ」と「ハーヴェスト・ホーム」(オニール「アイルランドの音楽」、シカゴ、1903年) ・アイルランド民謡:「金の指輪」ジグ III:アバーゲルディ城・セット(ホ短調) ・ダン・R・マクドナルド(1911-1976):「アバーゲルディ城ストラススペー」 ・ダン・R・マクドナルド:「カリブー・バレン」 ・スコットランド民謡:「摂政たちがわめく」 ・「鍋の中の蟹」スロウ・ジグ(ライアンのコレクション、ボストン、1883年) ・「モイラ卿のホーンパイプ」(ライアンのコレクション、ボストン、1883年) IV:ナサニエル・ガウのセット(イ短調) ・P.ジョン・ボウィー(1789):「ザ・ブレイズ・オブッシュビー」スロウ・マーチ ・ナサニエル・ガウ:「ナサニエル・ガウの、兄弟の死への哀歌」 ・ターロック・オキャロラン(1670-1738):「アビゲイル・ジャッジ」(オニール「アイルランドの音楽」、シカゴ、1903年) ・オキャロラン:「プランクスティ・オダリ」(オニール「アイルランドの音楽」、シカゴ、1903年) V:ランカシャー・パイプス・セット(ホ長調/短調) ・「ランカシャー・パイプス」(ホ長調)(マンチェスター・ガンバ・ブック、1640年頃) ・「ラムゼイの豚/バーディーのケイト」(ホ長調)(マンチェスター・ガンバ・ブック、1640年頃) ・アイルランド民謡:「一杯のお茶」(ホ短調) ・「おもちゃ」(ホ長調)(マンチェスター・ガンバ・ブック、1640年頃) VI:アーチボルド・マクドナルド・セット(ニ短調/長調) ・オキャロラン:「プランクスティ・ユーリック・バーク卿」(ニ短調)(オニール「アイルランドの音楽」、シカゴ、1903年) ・アイルランド民謡:「剣の舞〜新しいステップニー」スリップ・ジグ(ニ短調) ・アイルランド民謡:「ケポックのアーチボルド・マクドナルド」(ニ短調) ・「ジミー・ホルムのお気に入り〜リール」(ニ長調)(ライアンのコレクション、ボストン、1883年) VII:リヴァプール・セット(ニ長調) ・オキャロラン:「プランクスティ・アーウィン」(オニール「アイルランドの音楽」、シカゴ、1903年) ・ジェームス・スチュアート・ロバートソン:「リヴァプール・ホーンパイプ」(アサル・コレクション第2巻、1884年) ・トム・アンダーソン(1910-1991):「ピーターのペリー・ボート」ジグ  ジョルディ・サヴァール(6弦トレブル・ヴァイオル、リラ・ヴァイオル)  アンドルー・ローレンス=キング(アイリッシュ・ハープ、プサルテリウム)  フランク・ Powered by HMV

ビーバー:ソナタ集、ムファット:オルガン作品集 マトソン、マキネン、パルヴィアイネンビーバー:ソナタ集、ムファット:オルガン作品集 マトソン、マキネン、パルヴィアイネン

ビーバー対ムファット、ヴィルトゥオーゾ対決 1670年代から1680年代のほぼ同じ時代にザルツブルク大司教の宮廷楽団に仕え、バロック時代を彩ったふたりの作曲家、北ボヘミアのヴァルテンベルク(現チェコ、ストラーシュ・ポド・ラルスケム)出身のビーバーとサヴォイア公国(現フランス、ムジェーヴ)生まれのムファット。ビーバーがドイツ音楽に徹したのに対し、ムファットはさまざまな音楽に関心を抱き、17世紀のドイツ語圏ではもっともコスモポリタンな音楽家のひとりとみなされました。ビーバーのヴィルトゥオーゾ書法のソナタに対して、ムファット流のヴィルトゥオジティは、やわらかい美しさ。それぞれヴァイオリンとオルガンのヴィルトゥオーゾとして知られながら、音楽の性格は異なります。この「ヴィルトゥオーゾ対決」をバーチャルに再現してみせるのはフィンランドの気鋭の古楽奏者です。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 ・ムファット:トッカータ第2番(オルガンのための) ・ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 ・ムファット:トッカータ第7番(オルガンのための) ・ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のための幻想曲ニ長調 ・ムファット:パッサカリア ト短調 (オルガンのための) ・ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調  ペトリ・タピオ・マトソン(バロック・ヴァイオリン)  マルック・マキネン(オルガン)  エーロ・パルヴィアイネン(アーチリュート)  SACD Hybrid  CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND Powered by HMV

ジャルスキー/カレスティーニ〜あるカストラートの物語ジャルスキー/カレスティーニ〜あるカストラートの物語

ジャルスキー/カレスティーニ〜あるカストラートの物語 40ページ・ブックレット 18世紀イタリアの名カストラートへのトリビュートをテーマにした新録音。カレスティーニは18世紀前半〜中盤に活躍して大人気だったカストラート。ヘンデルは『クレタのアリアンナ』を彼のために作曲しています。”完璧なカストラート”と評された先輩へのトリビュートとその歌唱の再現をめざしたジャルスキーの新録音です。(EMI) ・ポルポラ:『Siface』〜(エルミニオ)Tu che d'ardir m'attendi ・カペッリ:『I fratelli riconosciuti』〜(アッターロ)Ciel memico ・ヘンデル:『クレタのアリアンナ』〜(テセオ)Qui ti sfido ・ヘンデル:『アリオダンテ』〜(アリオダンテ)E vivo ancora?-不実な女よ、戯れるがよい ・ヘンデル:『アルチーナ』〜(ルッジェーロ)Sta nell' ircana; Chi scopre al mio pensiero - Mi lusinga ・レーオ:『Farnace』〜(Farnace)Se mi dai morte ・ハッセ:『ティトの慈悲』〜(セスト)Se mai senti; Vo disperato ・グルック:『オルフェオ』〜(オルフェオ)Ecco all' aure supreme - Mio bel nume; In mirar la mia sventura  フィリップ・ジャルスキー(カウンター・テノール)  ル・コンセール・ダストレイ  エマニュエル・アイム(指揮) Disc1 1 : Porpora: Siface: Tu che d'ardire m'attendi 2 : Capelli: I fratelli riconosciuti: Ciel nemico 3 : Handel: Alcina: Mi lusinga 4 : Handel: Arianna in Creta: Ove son ... Qui ti sfido 5 : Handel: Ariodante: Scherza, infida 6 : Handel: Alcina: Sta nell'ircana 7 : Leo: Farnace: Se mi dai morte 8 : Hasse: La clemenza di Tito: Se mai senti 9 : Hasse: Vo disperato 10 : Gluck: Demofoonte: Sperai vicino il lido 11 : Graun: Orfeo: Mio bel nieme 12 : Graun: In mirar la mia sventura Powered by HMV

『セメレ』-序曲と舞曲集 W.クイケン&モントリオール・バロック『セメレ』-序曲と舞曲集 W.クイケン&モントリオール・バロック

制作・出演

マレ

発売日

2007年1月26日 発売

生誕350周年を記念しての世界初録音リリース! マラン・マレ:歌劇『セメレ』から ヴィーラント・クイケン&モントリオール・バロック モーツァルト生誕250年、ショスタコーヴィチ生誕100年というビッグ・ネームのおかげで、生誕350年という大アニヴァーサリー・イヤーながらあまり話題にならない作曲家、マラン・マレ。  少し前に公開されてヒットしたフランス映画『めぐり逢う朝』では、師のサント・コロンブとの関係を軸に、名優ジェラール・ドパルデューがマラン・マレ役を巧みに演じていましたが、実際、マレの音楽は魅力的です(映画での演奏音声はサヴァールでした)。  バッハより一世代ほど前にフランスで活躍したマラン・マレ[1656-1728]は、ヴィオラ・ダ・ガンバ(バス・ヴィオール)の名手で作曲家、オペラの指揮者でもありましたが、現在ではその名前はもっぱら彼の残した哀愁漂うガンバのための逸品『聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モンの鐘』や『スペインのフォリア』などで知られています。  ルイ14世の宮廷ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者でもあったマレであれば、ガンバに名曲が多いのも頷ける話ではありますが、しかし、マレが最初にプロの音楽家となったのは、ジャン・バティスト・リュリ[1632-87]に誘われて入ったオペラの世界でのことでした。リュリにオペラの作曲を師事し、さらに、宮廷管弦楽団の団員にもなったマレは、その後、ガンバの腕前を認められて宮廷ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者に任命され、やがて作曲家として活躍する一方でオペラ指揮者としても腕をふるうこととなります。  今回、カナダのレーベル“ATMA”から登場する『セメレ』は、そんなマレが残した4つのオペラの中の最後のもので、プロローグと5つの幕から構成されていますが、現在では残念ながら完全な形では楽譜は残されておらず、最近になって再発見された楽譜をもとに、ボーヌ・バロック音楽祭にて、エルヴェ・ニケ指揮ル・コンセール・スピリチュエルにより、復元版の世界初演がおこなわれています。  一方、ヴィオラ・ダ・ガンバの大御所ヴィーラント・クイケン率いるモントリオール・バロックによるATMAのアルバムは、楽譜の残された部分から序曲と舞曲を集めたもので、円熟期のマレならではの充実した筆致の音楽が手軽に味わえる内容となっています。  なお、このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声という3つの音声が収録されています。  直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。 ・マレ:歌劇『セメレ』〜序曲と舞曲集  モントリオール・バロック  ヴィーラント・クイケン(指揮) 【収録詳細】 Prologue 1 Ouverture 4:08 2 Marche des Agipans et des Menades 1:22 3 Air pour les Menades 0:50 4 Deuxieme air pour les mesmes (tres vif) 0:44 5 Troisieme air pour les Menades 1:20 6 Quatrieme air pour les mesmes (tres vif) 0:54 7 Entree des Agipans et Menades en fureur (vivement) 1:33 8 Symphonie tendre (lentement) 1:58 Acte I 9 Marche 1:25 10 Premier air pour les guerriers 1:54 11 Deuxieme air pour les mesmes 1:26 12 Troisieme air 1:21 13 Prelude pour Adraste 0:49 Acte II 14 Ritournelle 3:21 15 Ritournelle (lentement) 2:07 16 Chaconne 7:34 Acte III 17 Prelude 0:55 18 Air pour les Furies 1:32 19 Deuxieme air pour les Furies (tres viste) 1:07 Acte IV 20 Ritournelle 2:01 21 Marche pour les bergers 0:42 22 Menuet 0:53 23 Deuxieme menuet 0:44 24 Musette (hautbois pour les mesmes) 0:39 25 Passepieds en musette I et II 3:09 Acte V 26 Prelude 0:52 27 Air pour les Thebains e Disc1 1 : Semele: Overture and Suite of Dances 2 : Semele: Overture and Suite of Dances 3 : Semele: Overture and Suite of Dances 4 : Semele: Overture and Suite of Dances 5 : Semele: Overture and Suite of Dances 6 : Semele: Overture and Suite of Dances 7 : Semele: Overture and Suite of Dances 8 : Semele: Overture and Suite of Dances 9 : Semele: Overture and Suite of Dances 10 : Semele: Overture and Suite of Dances 11 : Semele: Overture and Suite of Dances 12 : Semele: Overture and Suite of Dances 13 : Semele: Overture and Suite of Dances 14 : Semele: Overture and Suite of Dances 15 : Semele: Overture and Suite of Dances 16 : Semele: Overture and Suite of Dances 17 : Semele: Overture and Suite of Dances 18 : Semele: Overture and Suite of Dances 19 : Semele: Overture and Suite of Dances 20 : Semele: Overture and Suite of Dances 21 : Semele: Overture and Suite of Dances 22 : Semele: Overture and Suite of Dances 23 : Semele: Overture and Suite of Dances 24 : Semele: Overture and Suite of Dances 25 : Semele: Overture and Suite of Dances 26 : Semele: Overture and Suite of Dances 27 : Semele: Overture and Suite of Dances 28 : Semele: Overture and Suite of Dances 29 : Semele: Overture and Suite of Dances 30 : Semele: Overture and Suite of Dances Powered by HMV

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