ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > 落語・演芸
2008年に迎える芸能生活35周年を記念した作品集。中高年を笑いの渦に巻き込んだおなじみのヒット・ネタから新ネタまでが、オール新録で楽しめる。巧みな話術に感服だ。
レコード・デビュー30周年を記念し、ついに紙ジャケット復刻! 1977年に発売されたタモリのデビュー・アルバム。もちろん今や知らない人はいないタモさんですが、このアルバムが発売された当時は「密室芸人」と呼ばれ、数々の画期的な芸で、グイグイその知名度をあげてきた時期の作品です。今やなかなか聴くことのできない、「ハナモゲラ」「四カ国語マージャン」、そして名曲「ソバヤ」等々タモさんの唯一無比のネタの数々、ぜひともお楽しみ下さい。
レコード・デビュー30周年を記念し、ついに紙ジャケット復刻! 1978年発売のセカンド・アルバム。前半は、「密室芸人」時代のタモさんの代表的キャラクター「中州産業大学森田一義教授」による音楽講座。世界各国の音楽をその国の言語風ハナモゲラで歌い上げる様はまさに圧巻です。後半は1stに続いて「バラエティー・ショー」を収録。必聴です!
レコード・デビュー30周年を記念し、ついに紙ジャケット復刻!初CD化! 1981年CBSソニー(当時)から発表されたアルバムを初CD化。このアルバムでは、自身のハードボイルド(?)なナレーションをはさんで、ジャズ〜ニューウェーブに至るまで、様々なスタイルの歌唱を堪能することができます。バックをつとめるのは「THE PLAYERS」に「ザ・スクエア」。先行発売されたシングル「狂い咲きフライデイナイト/スタンダード・ウイスキー・ボンボン」は桑田佳祐作詞・作曲。 今回ボーナストラックとして、シングルのみで発売された「タモリHのワーク・ソング/久美ちゃんMY LOVE」を追加収録しております。
2007年5月19日、朝日名人会で収録。「妾馬」の演題でも知られる「八五郎出世」に志の輔は“新”を付け、驚きのサゲに持っていく。なんと“八五郎出世…せず”にしてしまったのだ。大団円を180 度転換する大業を、破綻なく語るところに藝の確かさを見た。
親孝行がたたって幕下に落ちた佐野山の噂を聞いた横綱・谷風が取り組みを希望するという「佐野山」と、無銭飲食して居残りながら上手く煙に巻く「居残り佐平次」との2本立て。導入部から本題へとなだれ込むくだりの巧みさにベテランならではの技が光る。★
江戸時代をベースにした落語の古典を聴いて、知らず知らずに引き込まれ楽しんでしまう。テンポよく当たり前に、いまはなくなってしまった町の風情を聴かせてくれるさん喬、昨日の流行が今日はダサくなってしまういまだから、これはこれで一種の名人芸。
柳家さん喬の代表作に数えられる長編人情噺。大家の若旦那は堅物で、父親から遊びを覚えさせるように言われた番頭が吉原に連れてゆく。全盛を極めた瀬川という花魁と顔を合わせ、やがて二人は恋に落ちるという噺で、巧みな心象風景の語り口が素晴らしい。
名人・五代目小さん門下の正統派、さん喬の2007年8月と同4月の演目を収録。「水屋の富」は富くじに当たった水屋の混乱した精神状態を、「寝床」は大店の主人の下手な義太夫に悩まされる奉公人や店子らの迷惑ぶりを語ったもので、いずれも季節に応じた枕のふりから面白い。
自作の新作落語を演っている喬太郎が、ここでは原作者のいる噺を演っている。青森の女のコを東京タワーへ案内する「東京タワー・ラヴストーリー」。退屈を持て余している連中に呼ばれた落語家の噺「赤いへや」(江戸川乱歩原作)は妙にシュールな噺だ。