2008年2月6日発売
三人組ロック・バンドのセカンド・アルバム。ハード・ロックなリズム隊に乗ってるのが哀愁漂うマイナー調の和風メロディと高音を多用したコーラス……という組み合わせが妙に新鮮。ビジュアル系隆盛期からうすうす感じていたけれど、未来のムード歌謡ってこういうのかも。
若手女性歌手初のベスト盤。低〜中音域に魅力がある清楚なヴォーカルとそれをサポートするネオアコ／ボッサ風のサウンドが織りなす音世界の端正さは、ご本人の美人度に勝るとも劣らない。ポジティヴな感性を感じさせる歌詞や歌声からも、ZARDの直系といえるかも。★
疾走感・キャッチーさ・ときめき具合、どれをとっても120％のポップ・ナンバー。朗々と響きわたるコーラスと屈託のない二人のキャラクターに、カラッと癒され明日への元気がわいてくる。「朝もや」は、胸キュンなブルース・ハープとスローなギターが郷愁の心を誘う佳曲。
ヴォーカルのmiccoとギターの菊池達也による二人組ユニットのファースト・フル・アルバム。そのオーガニック・サウンドの心地よさは、長いインディ活動のなかから紡ぎ上げられた繊細な感性に裏打ちされたモノ。「芽生えドライブ」のイメージが全編を貫く。
SOPHIAの黒柳能生（b）、BRAHMANのRONZI（ds）が参加した4ピース・バンドのファースト・アルバム。叙情的なメロディ、しっかりと歌に寄り添い、引き立たせるアンサンブル、喪失感と未来への希望の間で揺れ動く心情を描いた歌詞がゆったりと溶け合う。
コケティッシュなLan（vo）と、The Bell's、VANILLAで活躍した野山昭雄（g）によるユニットのデビュー・ミニ。ガーリーな雰囲気をフィーチャーしてのパンキッシュなサウンドが刺激的。名刺代わりとしてコンパクトなフォーマットにその魅力をギュッと詰め込んでいる。
