ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > 落語・演芸
なんと30枚目という伊奈かっぺいのアルバム。デビューは70年代半ばですから、かれこれ30年以上。ライヴの標準語&津軽弁一人トーク((10)は歌)にボーナス・トラックとして津軽弁による昔話や憲法、古典の朗読が付く。強烈なズーズー弁パワーに圧倒される。
大人気ライヴ・シリーズ第2弾。ブレイク以降、TVなど幅広く活躍する彼の真骨頂と言えるトーク・ライヴで、円熟味を増した絶妙な話芸による新ネタが満載。中高年に限らずあらゆる層のユーザーにもオススメ。
落語CDの定番「NHK落語名人選」の新ヴァージョン。右腕が不自由となったため、手を使った表現の多い古典落語では成功はおぼつかないと考え、新作落語一本に絞って活動した柳昇の演目を収録。
立川談志が古典落語百席を語りおろす企画CD-BOX(全3期予定)の第1期、第2期。音源化されていない貴重演目や、改めて取り組む演目など、すべてスタジオにてデジタル録音で収録。
文化人としても活躍する彼が本業の落語、しかも古典を収録した一大プロジェクト・ボックス。おなじみの古典から、いまや語り手が途絶えてしまった人気演目。そして自らが書き下した演目、約100点を収録。
五代目古今亭志ん生の名演を収録会社の枠を超えてより抜きし、全48集にまとめようという大仕事も、いよいよ後半。第31集から48集が一挙に発売された。音声が一部不鮮明だった音源はリマスタリング。また、ニッポン放送などに眠っていた未復刻高座も精力的に収録するなど、アンソロジーとしての価値は高い。31集は歌舞伎でも有名な名作「文七元結」からスタート。32集「鰍沢」34集「妾馬」と絶頂期の名演が続く。この「妾馬」も初復刻音源だ。33集の「千早振る」はナンセンスながら、人気の高い一品。それとカップリングされているのは志ん生には珍しい怪談ものの大作「怪談阿三の森」。41集から42集にかけて続く「御家安とその妹」は、全編聴き通すと2時間近くに及ぶ超大作だが、さらに凄いのは44集から46集にまたがる「名人長二」。下手な映画など足下にも及ばない、語りのリアリティを贅沢に味わえる。しかし、その大作の余韻をさらうのが、続いて収録の「芝浜」だ。これこそが、昭和36年暮れに倒れてから奇跡的な復活を遂げた志ん生がとつとつと語った復活の名演、本邦初復刻なのである。★