ジャンル : 韓国(K-POP)・アジア
98年のデビュー以来、その文学的なセンスが同世代の若者たちから大絶賛されている彼女が、2年ぶりにリリースする3枚目。日本盤にはボーナス・トラックとして、詩の朗読2篇を収録。
台湾の歌姫、ウィニー・シンが、日本でヒットしたドラマや映画の主題歌をカヴァー。たとえばMISIAの「EVERYTHING」などにしても実にシットリとした色気があり、西欧を向きたがる日本の“ディーヴァ”とやらよりも、よほど好感が持てる歌い方。
80年代半ばから活躍する台湾の人気女性シンガー、ウィニー・シンのエミール・チョウとの絶品デュエットを含む、日本編集ベスト盤。美しい歌声で丁寧に歌い上げられるミディアム/バラードは、北京語の柔らかな響きも手伝って情感たっぷり。★
俳優としてもおなじみ、香港の人気者レスリーの96〜97年に行なわれた香港コロシアムでのライヴを収録した2枚組。いやー、正直言ってそれほど歌ウマイとも思えないし、曲もかなりベタ。やはりCDよりも同時発売のDVDでそのお姿を拝みたいですね。
『FF8』のイメージ・ソングを歌い、ファン層を広げたフェイ・ウォン。シネポリー時代のこのベストは、香港ポップスのレベルを確実にアップさせた珠玉の名勝を19曲も収録。これから彼女を聴いてみようという人には、最強・最適な一枚といえます。★
上海出身の女性二胡奏者、ウェイウェイ・ウーのデビュー作。チック・コリアの「スペイン」で聴かせる中西俊博との掛け合いや、グラッペリ=ラインハルトの「マイナー・スウィング」における二胡のイメージを一新するリズミックな演奏は驚異的だ。
台湾出身のポップ・シンガー。アコースティックなサウンドをメインに艶やかで優しい歌声が響く。ジャケットのルックスからもわかるように、従来の華やかなイメージとは異なるしっとりとしたシンプルさがアルバムの表現にも広がっている。安らぎの欲しい人へ。★
日本でも近年人気が高まっている中国の民俗楽器、二胡の代表的演奏家ジャー・パンファンの、過去3枚のアルバムからの曲を中心にしたベスト盤。ピアノやストリングスとのアンサンブルから生まれる、ゆったりとした優しい調べが耳の奥に心地良く染み渡ってくる。
日本のお茶の間でもすっかりおなじみとなったケリー・チャンの、初のフル日本語アルバム。言葉に違和感がないわけはないが、しかし、その微妙なズレが面白いし、日本の女性歌手が逆立ちしても出せない、この濡れたカンジ、悪くない。曲調はダンス感強し。