ルイ・シュポア:交響曲集 第3集[SACD-Hybrid]
シュポア:交響曲集第3集
グリフィス&北ドイツ放送フィル
ヴァイオリニスト、指揮者としてヨーロッパ各地で活躍、作曲家としては「古典派とロマン派のかけ橋」としての役割を担ったシュポアの交響曲です。第1集(777177)、第2集(777178)に続く第3集目となります。
今作に収録されているのは第1番と第6番、彼の第1番の交響曲は、当時の影響を受けてはいるものの、まさしく意図的に「ベートーヴェンとは違うスタイル」としてデザインされているようです。そして1811年の初演後にライプツィヒの「一般音楽新聞 Allgemeine Musikalische Zeitung」で大絶賛を浴びました。第6番の交響曲は、古典的な様式を脱して、標題音楽への模索が感じられる作品。ただ「歴史的」という言葉については明確な何かがあるわけではないようです。残念ながら、少し斬新だったせいか、当時の聴衆にはあまり受けなかったと言われています。(CPO)
【収録情報】
シュポア:
・交響曲第1番変ホ長調 Op.20
・交響曲第6番ト長調 Op.116『歴史的交響曲』
・序曲 Op.12
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
ハワード・グリフィス(指揮)
録音時期:2007年、2009年
録音方式:デジタル
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
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