アンジェイ・パヌフニク:交響的作品集 第3集
アンジェイ・パヌフニク:交響的作品集第3集
1914年ポーランド生まれの作曲家パヌフニクの管弦楽作品集第3集です。ワルシャワ、パリ、ウィーンで学び、ウィーン時代には尾高尚忠と交友があったため、彼の二男である忠明氏がパヌフニク作品を積極的に取り上げていることでも知られています。ナチス〜ソヴィエト時代、ポーランドでも彼の作品を取り上げることが禁じられたため、イギリスに亡命、その地で生涯を終えました。
彼は10曲の交響曲を作曲し、そのほとんどにタイトルが付けられています。この第6番は『神秘的』と名付けられていますが、これは「数字の6が持つ神秘」について書かれています。短い音形が綴られていきますが、どれも根底に6が潜んでいます。それは6拍子であったり、6つの和音であったり。まさに神秘に彩られた作品です。他に珍しい曲が3つ収録されています。(CPO)
【収録情報】
パヌフニク:
・神秘的交響曲(交響曲第6番)
・秋の音楽
・ショパンへのオマージュ(フルートと弦楽合奏のための5つの小品)
・ラプソディ
ウカシュ・ドゥルゴス(フルート)
ポーランド放送交響楽団
ウカシュ・ボロヴィツ(指揮)
録音時期:2009年
録音方式:デジタル
Powered by HMV